去年のヴラド・ドラクラ
あけましておめでとうございます(棒読み)(遅すぎ)
更新したつもりになっていましたが、記事が未公開のまま2月まで過ごしてしまった…。
もっと自分のブログを読み返そう!
年末年始はネトフリオスマン帝国がまさかのシーズン2追加したり、コミケにメフヴラゲスト原稿したり、つい最近までキョセム視聴に追われていました。無事に完走したので、Hulu解約してきたところです!
ネトフリのオスマン帝国はまさかのメフメトVSヴラドなシーズンでした。さすがドラキュラマニアのネトフリ!
でもブログで感想記事を書こうと思わんわ…ドキュメンタリーを冠していなければ笑って見れるタイプのドラマではあったが、いかせんこちとらヴラド・ドラクラで鍛えられし猛者視聴者なので、ネトフリあなたの評価だけれど…まったく褒められたものではないわヴラド三世もいつまでもお許しにならないわよ(川村万梨阿ボイス)
まあ私は詩人なマフムト・パシャが見られただけでも良かったですけどね。でも明らかシーズン1のほうが出来がいいので残念な新シーズンでした。
コミケには私は現地参戦できなかったのですが、メフヴラ友達のなろさんが参加していて、
発行されたメフヴラ同人誌にゲスト原稿を寄稿してました!
いつものマニサ時代のメフヴラ5P漫画です。
通販ありますので、同人に理解があって興味がある方は画像をクリックしてチェックしに行ってみてください!
現地ではマリアタとイロナさんがメフヴラ同人誌を頒布してる面白光景が見られたので、コミケに行った方が本当に羨ましかったです!!
キョセムは、話せば長くなるのだが……
シーズン1はブラッシュアップされたところも多々あり面白さが勝っていたのだが、シーズン2はいつものオリキャラ蛮行による苦行パートが長く、最終回とケマンケシュ×キョセムだけはよかったで…!!という遺言を書き残して死にたい気分になりました。
まあ史実から見てもドラマの出来から見ても、腐ってもオスマン帝国!!って感じに尽きるドラマでした。
バドエンマニアの私は満足しています!!やっぱりオスマン帝国外伝シリーズはいいぞ!!
あとは、トルコ・シリアで大地震がありましたね…。
オスマン帝国外伝シリーズのおかげで、なまじトルコ語がちょっとわかるだけにニュース見てるととても辛い……。
いつも世話になっているので、トルコ大使館経由で募金送りました。皆さんも余裕があればぜひ。
関東民なら松屋銀座にあるナーディル・ギュルのバクラヴァ買ってあげてください。
とっても美味しいし、売上金の一部を寄付してくれるそうです。
以上、近況ダイジェストでした。
100号と100号記念冊子の感想と101号の大窪先生のインタビューをまとめて感想いってみよー!!
ヴラド・ドラクラ本編の感想
ジャスティナちゃんがヴラドの嫁になってくれなくて泣いてしまった。
ハンガリー史はエアプなのですが、もう再登場しないタイプの別れですか???
吸血鬼×白雪姫カプっぽくてタニス・リー好きとしては見逃せない二人だったのに…。
相手はイエス・キリストじゃないと許さんからな!!(血のごとく赤くのネタバレ)
ある意味、今のマリアタはイエス・キリストっぽい風貌になってしまっているが……
しかしジャスティナちゃんに「一晩一緒に居てください」言われて抱きしめたマリアタ、これが普通の洋ドラだったらこの一晩の過ちで妊娠してしまうフラグか?と思ってしまうが、このマリアタだから絶対に手は出してないだろうなという謎の安心感がある。それに二人とも死後もイロナさんに義理立てするだろうお堅いタイプだから…。危険な四角関係を回避してて良かったような残念なような。
そうだよ!「意中の相手でもいるのか?」と聞いて「はいヴラド様です」と正直に答えてしまったジャスティナちゃんルートのマーチャーシュくんを見たかったよね!!
ちくしょう。とことんシラージ家を犠牲にしてる男という点では、ぐぬぬですわ。
でもまあいいです。そのおかげでこの人は後継者に一番恵まれない結果に終わったと知っているので。他人の結婚斡旋してる場合じゃないんだよなあ!イロナが忘れられないから……とかショボショボ答えてきたら、ご…ごめん……ってめっちゃ謝りますね。初恋が忘れられない男、好き💖
しかしマリアタもそうなのかなあ?なんか悪党公みたいな不名誉すぎる渾名のついた息子が産まれてくるはずなので、誰かと家庭は持つはずだが、イロナさんと繋がりがあってそこそこ穏やかな交流を重ねられたジャスティナちゃんが手の届かぬところに行った辺り、あまり幸せな結婚しない感じで終わりそうな予感がヒシヒシとしてきましたよ。私はハンガリーの幽閉生活時代の唯一の救いとしてヴラドには幸せな家庭を築いてほしかったんだが…。3人目の嫁候補が現れるのか、つまりアナスタシア!?なんか後に進化してキョセムになりそう。
マリアタが「公座を諦めない」って答えたから、ジャスティナちゃんも諦めて身を引いてしまった風に見えて、なおさら最後のハピエンルートが閉ざされた感すごかったですよ。
しかしスミレは余計だったかしら…からのお返事来て嬉しそうにしてるジャスティナちゃん本当に可愛いかったですね。恋する女の子はこの世で一番可愛いものです。というか聖書交換ラブレターってなんか超ロマンティックですね!
そして、ついに!マリアタが公座に拘り続ける理由を白状してくれましたね!
わりと聞けば答えてくれるんだ!!という驚きと、それタニス・リーのダジエルくんも思ってたヤツーー!!とテンション上がりました。タニス・リーは知らんという方はこの引用を刮目して見るがよいぞ。
「それだけは明らかだな」ダジエルは言った。「魔法使いが相手じゃ歯が立ちそうもない」
タニス・リー『幻魔の虜囚』
だが、そう言う若者の内部のどこかで大勢の先祖が仇を求めて吠え猛っていた。血には血を。コルキームの東西南北を問わず、貴族の家柄なら消し去ることのできない伝統であった。頭がいかに良識と賢明な臆病風を吹き込もうと、それをかき消すほどの大声を発する情に狂った鬼が、心の中には常に棲んでいるものなのだ。
やっぱりタニス・リーの描写力って最高だよな!!(信者)
この文章を初めて読んだ時から仇討ちに燃える貴族キャラ全てにぶち込みたい文章!!って常に思ってて、マリアタにももちろん似合う!!と世迷言を言っていたが、本当に似たようなことを本人が言い出してしまった。やばい。
しかし先祖に滅私奉公しているマリアタって、個人的には役割としての人生にストイックすぎるというか、やっぱりあんまり深く自分という人間について考えてなかったのかと思いました。公としての人生以外は考えたこともないタイプか。あれだね、仕事人間なお父さんが退職したら抜け殻になって戸惑うヤツだね。
私も今まで色々な動機を考えてみましたが、幽閉されてプライドも名声も全て奪われた状況で全然精神を病んでる節がないし、復讐心を見せることもない。それでも公復帰については画策してるキャラクターを見せられていたので、ジャスティナちゃんのように聞けるものなら聞きたかったですよ。結局理屈でもなく私情でもなく、ただただ先祖代々の国の名を地図から無くさない為に、いずれオスマンに吸収するつもりでいるメフメトは受け入れらないし、彼と組んでる君主ラドゥは絶対に認めないという考えだったみたいですね。
しかし私は意地悪なので、もしラドゥが自分以上にやり手でオスマンをも欺いて領土拡大もできる名君主だったら、ヴラドは素直に国のためだと引き下がれる人間なんだろうか?と思うので、高潔な人物に描写したい先生の気持ちはわかる!わかるが!!その辺のツッコミ描写も今後入れてくれると嬉しいですね。私はオスマン帝国外伝のスレイマンの晩期描写がとっても大好き女なので……。
メフヴラ的には、メフメトの手を取れなかったのは己の私情よりは国と先祖の意志を継いで、ということになりますけど、殺されていた私情の部分での本音はどうだったのかという想像の余地が生まれましたね。私は私情の部分でもメフメトのことは嫌いになっていた(だってなんかマウント野郎だし)と思っているんですけど、オスマン皇帝ではなくメフメトという人間個人で見ればそう嫌いでもなかったというマリアタが存在したかもしれないんですよ。
つまりウテナの姫宮アンシーだね…。「ウテナ様、私…ほんとうは……」的なフラグが弟のことを話した瞬間メフヴラにもあったはずなのに、潰した結果があの鼻で笑ったマリアタだよ。メフメトくんは反省しよう!
でもいつか一緒に輝いてなメフヴラ、超見たいですよね。現パロでやろう。
そしてラドゥくんのお色気お風呂シーン、超オスマン帝国外伝キャラっぽくて笑ってしまった。
さすがオスマン帰り、ハマム慣れの男…!!
でもそれ以上に、ワンコが側でお供してるのが超気になって刮目して見ていた動物好きであった。
水場なのにイヤイヤしないでご主人様の側にいるお利口さんじゃない…!!可愛い!!
それにしてもラドゥくんは犬派なんですね。
ムスリムは猫派だからメフメトもおそらく猫派だと思うんですけど、その点でもメフラドゥって気が合わなさそうで爆笑してしまった。しかしラドゥくんは自分に服従しない人間が嫌いそうだし、メフメトはヴラドが気に入っている辺りツレない態度でも気にせず燃え上がって尽くすタイプなので、犬猫の好みを聞けばそりゃそうだろうな!!って感じですよね。
しかし風呂好き犬好きなら、ラドゥくんはアルブ様に超気に入られたんじゃないですかねと思いました。というか犬連れて毎日狩りで遊び暮らしてそうな感じもするな、この男。つまりそういうことなんですかね?
マリアタも犬猫どっちかっていうのを考えてみたが…やっぱ犬好きなんじゃないですかね…?(ストイカさんを見ながら)
シュテファン陣営は、「ラドゥ派をライオタ派に鞍替えさせるんだ」のコマのシュテファンくんがめちゃめちゃイケメン顔してて満足したし、シュテファンくんに指示出しされて生き生きしてるストイカさんが良かったです。ストイカさんって野心なさすぎてナンバー2としては完成されすぎた男やな。これは犬ですわ!ワンワン!!
でもラドゥくんの犬に食われて死ぬエンドは流石にやめてほしいかも〜。
ゲームオブスローンズのラムジーくんの最期はラムジーくんだからこそ美しかったんだ…。
100号EXTRAスピンオフ小冊子
リナルトさんとチェルニク兄貴とか懐かしい顔ぶれすぎる〜〜!!
ありし日のマリアタがクルトシュ・カラーチというトランシルヴァニアのお菓子をおいしく召し上がっていましたね。
「発酵生地を串に巻くバウムクーヘンのような」とかいう説明に、まーたこの男は串刺してるよ〜〜!!と呆れかけたけど、調べてみたら別名煙突ケーキっていうらしくて、なるほど!ちょうどクリスマスシーズンだし、マリアタは赤い服も着てるし、モミの木もそこら中に生えてるもんね!!メリクリマリアタ〜〜!!
しかし、子供の頃の幸せな思い出の中で食べたお菓子が好きって普通に人間っぽくてちょっと泣けるエピソードですよね。大人になってあの頃より美味しいものはたくさん食べてきているのに、ふと子供の頃の駄菓子の味が懐かしくなる感じですよね。きっと。
それなのに「好物なんてものがあるのか?」とかチェルニク兄貴のあまりにもマリアタのことなんだと思っているのか発言に初っ端から吹きましたよね。まあこれがラヨシュにガバガバ目玉指スープを飲ませたのを見た後の話なら、疑問に思っても仕方ないかもしれない。ラヨシュ元気かな…!!
リナルトさんはトランシルヴァニア出身の御方だから、本当にマリアタが赤ちゃんの頃から知ってる人なんだということがこの話で確定したような気がします。それなのにオスマンに人質に出す決定にこの人も一枚噛んでるのかと思うと、ちょっと複雑なんですけども…。
まああの血も涙もないヴラド2世が独断で全部決めたと思っておこう。マジであの親父はメフメトの親父以上に擁護のしようがない人だからな!ネトフリでもヤザクすぎたわ!どうしてそんなひどい仕打ちをと抗議するヴラドに、ソス!と言った親父を見てムラトは哀れんでくれたに違いない。ムラトはよその子には良い親父だから…。
というわけで今月の感想は終わりです。
次回は3月なのでめちゃくちゃ間が開きますけど、2月にやっと大窪先生のインタビューが回ってくるみたいで楽しみですね!!
ハルタ自前のインタビューはやらないから歴史街道インタビューやったのかと覚悟フェイス決めてたわ…。
来月もめっちゃ楽しみですね!
大窪晶与インタビュー
インタビューを早速読みましたよ!!
質問者さんが悪役にフォーカスした質問したので、アルブ・メフメト・ラドゥ中心に答えてくれた先生だった。オスマン帝国民としてはやったぜ!シュキュレルオルソン!
まずメフメトについては、夜襲の後に串刺しの林を見てヤケクソ笑いしてたシーンの解説がされました。
正直解釈に困っていたので助かる!
人は信じがたい状況に追い込まれると防衛反応として笑うので、まあそういう感じか?と思っていたのですが、実はそこらでチャンバラしてる男児の悔し泣きと変わらんとはな!国を巻き込んでやっていい喧嘩違うぞ!!という気持ちになりましたが、まあそれがメフヴラなんですよね…。認めよう。こいつらも所詮、庶民には傍迷惑な私怨丸出し権力者なのだと。
しかしメフメトに負けをどうやって認めさせるか苦心したと大窪先生は仰っていたが、私が3巻読んでからずっと妄想してきた形は、現在のヴラドのことを人として諦めて憧憬ごと捨てていく締め方になると想像してました。つまり「拒絶」という形ですね。過去の友人だと思っていたヴラドはいなかったと無垢な子供時代を終わらせて、静かに目を伏せて背を向けるメフメトが見たかったんですよね。私はヴラドの晩期は孤独を強調してほしいとも思っているので、まず最初に背を向けた人物がメフメトであってほしかったのです。ヴラドにとって子供時代の最初の友人というか、他人と関わりを持った最初の人間ではあるはずなので……。
しかし、大窪先生はヴラドには最後まで高潔な人物でいてほしいからか、私が予想していた人望を失っていく晩期にはならないっぽいので、メフメトも多分最後までヴラドのことは友達だと思ってくれるし泣いてくれるはずだ。まあそれはそれでよし!!
でもあまりにも一方通行だし、メフメト推しとしては可哀想になるので、もうそんな男のことは忘れてマフムトさんを大事にしてやんなよ~~!!とか思っちゃうのは否めません。ネトフリのドラマには特にそう思いました。でもヴラドがどうしても好きなんだよね、初めての友達だから。ヴラド・ドラクラはそれがわかるのでメフヴラが推せるのです。ネトフリは反省しなさいよね!
メフメトのキャラクター像は、塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』のメフメトからはあえて外したとおっしゃられていて、わかる~~!!むしろマリアタだよな~~!!と思いました。
大窪先生のメフメトはあまりにも陽キャなので、神経質さが足りない!!と実は思ってるので、その点では塩野七生のメフメトのほうが好きです。理想はホームズみたいな男だと思ってるのですが…。機嫌がいいときは喋りまくる大窪メフメトだが、機嫌が悪いときは黙って鉄拳制裁して全てを傷つける躁鬱病気味な男。それが史実メフメト2世なのではないかと私は思っています。マフムトさんもよく殴られてるし、正直近寄りたくないで!
あと、私は読んだことないのですが『サロメの乳母の話』とかいう本に出てくるアレクサンドロス大王を参考にしているらしいですね。史実メフメトもアレクサンドロス大王に喩えられるとニコーってなったらしいので、良かったね!!大窪先生がザガノス・パシャで!!
まあイスラーム世界のアレクサンドロスってかなり別人化してるみたいなんですが……。今度『アレクサンドロス変相』って本を読んで確認してみたいと思っています。おそらくメフメト二世が読んだニザーミーは、長すぎて読むのが辛くてな……。
そして思ったより触れられているアルブ様。
私もアルブ様の最期はよく読んでいてお気に入りです!(よく読み返す3巻に収録されてるしな!)
アルブ様が残した呪いのような「恐れられる支配者とは孤独だぞ」という遺言があるからこそ、マリアタは徐々に人望を失っていく孤独な筋書きとして信じて疑わなかったのですが……。どちらかというと物理的な孤独に陥ってますよね。まあキョセムみたいに息子や娘から詰られまくるストーリーを大半の読者は見たいのか?と言われると、いやーキツイっすねー!!(しかも対抗馬が庶民虐殺王ムラトに狂人イブラヒムという地獄だったキョセム)ってなるので、ヴラド・ドラクラは物理的孤独の王でいいんじゃないでしょうか。精神的孤独に追い込みたいなら腹心の部下であるストイカさんが魅上照化するのが一番いいとは思うんですけど、もうここまできたらストイカさんは忠犬ルートでいいです!ケマンケシュみたいにポエム喋りながらラドゥくんと刺し違えて薔薇を散らして死んでください!!(ひどい希望を出すな)(私はケマンケシュすらも見捨てるキョセムが見たかったと駄々こねてる酷い女だから…)
参考にしている北条家こと鎌倉殿は私は見てないので、何とも言えない残念な読者でスミマセン。そもそも私は漢字が嫌いで日本史から世界史に逃げた学生なので……。中国史という罠があったせいで成績は思ったより振るいませんでした。でもこの前、掃除のときに出てきた世界史の便覧帳みたいなのペラペラ捲ってたら、オスマン帝国のプリントだけ大事に挟んであって我ながら爆笑してしまいました。時差あったけどすっかりオスマンマニアになったよ先生!!
そしてラドゥくん!ラドゥくんのモデル、アルカードじゃなくてレスタトなんだってよ!!
じゃあプラピ顔な従士キャラもくれ!!とか思ってしまった。
そして娘はやはりキルスティン・ダンスト顔で来るかもしれねえと思うと来月がめっちゃ楽しみですね💖
わたしレスタトのことは正直あんまりもうキャラをおぼえてないというか、より強烈なドS耽美男祭りなタニス・リーに書き換えられてしまったので、もはやラドゥくんはタニス・リーキャラだと思って読んでますよ。どのタニス・リー・キャラだと言われても、そこらにいるいつものタニス・リー男だが…というくらいこの手のキャラは出まくるので、ラドゥくんのキャラが好きな人はタニス・リーを読むがいい!マジで天国だぞ!!
しかし悪役でもなるべくカッコよく退場させたい派の大窪先生だけど、ラドゥくんの最後はおそらく無様な最期を期待してる読者が多そうだと思うんですが如何か?
私はキョセムみたいな最期とかも普通に好きなんで!全世界がサーセイに期待していた末路をちゃんとやったキョセムってやっぱりゲーム・オブ・スローンズのブラッシュアップ版としては優秀だと思ってますよ。
でもラドゥくんはストイカさんに刺されるか刺し返すかだけは譲れないな!マジで!!
まあでも現実の権力者って案外普通に逃げ切って幸せな余生を暮らしてるパターンも多いので、現実のラドゥくんはそのパターンだと思ってますね。記録があやふやなのって多分そういうことだと思ってる。クソ人間ほどしぶとく生き残るのが世の習いだから…無常だ……。
余談でマリアタについても少し触れていましたが、つまりマリアタの声は井上真樹夫だって???
じゃあメフメトの声優も鬼籍に入った御方にしなきゃね…(涙目)
私はあの世代だと広川太一郎山田康雄小林清志が好きだなあ。まあ古いアニメはルパンくらいしか見てないってことなんだが…わたし一応セラムン世代だからね!!(それでもBBAだが)
個人サイト時代から大人な管理人のプロフィールページを見ると、やけに高確率で見かけたキャプテンハーロック…。新ルパンの五ェ門の声優が井上真樹夫になったのも彼の影響がデカいと聞く。そんなに当時の乙女心(男心も?)を掴んだ男なのかと気になっている存在。しかしだいぶ長くブラックジャックと混同していたことは密に、密に。
しかしルパン三世の個人サイト巡るのは本当に楽しかった思い出。博学な人が多かったし、私が名探偵ホームズを知ってシャーロキアンになったのも、ルパンと一緒に推していた管理人さんのおかげ。江戸川乱歩の黄金仮面とかも紹介してて、それで辛うじて本を読む学生になれたのでとっても感謝しています。
もちろんそのサイトはもうなくなってしまったのですが、管理人さんお元気かな…?
そんな感じでヴラド・ドラクラ悪役インタビューの感想でした!
なんかめっちゃ長い記事になってしまいましたが、今年もヴラド・ドラクラ感想は書き続けるのでよろしくおねがいします!