ロードオブザリング力の指輪Ep7
胃が絶不調だったので感想書くの、めっちゃ遅れました～～！！
メッセくれた方もお待たせてしまい申し訳ありませんでした。返信しましたので、拍手返信カテゴリでご確認ください。
今もあんまり調子よくないんで、感想のキレ味は鈍っているかもしれません。
というかそもそも７話は過去一マシな脚本だと感じました。原作厨なので、キャラが原作感を感じる言動をしてるだけで褒めたくなってしまう…。別に普通のことなのに。
しかし、こんなサウロン制作ドラマを毎週見させられてストレスもものすごいことになりますよね！
トールキン世界観的にも言っている。善きものは美しく、悪しきものは醜くしか作られないと。
このドラマ自体が、それを証明してるんじゃないですか？
南方王国の渾身のモルドールテロップ変化に、いやこのドラマ自体がモルドールだろと思った私なのであった。
唯一の死亡者であるオンタモくんに合掌
オンタモくんが何をしたっていうんだ！！
イシルを心配してヴァランディルとの仲も取り持とうとする一番良いやつだったのに！！
というわけで、ほかはプロットアーマーを着込んでいたので全員生きてましたね。
アホクサ。
ネンヤパワーがない以上、唯一言い訳に使えるとしたらメリアン様直伝の魔法帯しかねえだろうなと考えていた私がアホみたいやんけ。言い訳すらしないとは。
所詮ファンタジー作品だからwwという舐め腐ったドラマスタッフの本音が見えて腹立ちますねえ。そのくせ地質学者に監修してもらったドヤ顔インタビューを公開してるから余計に何かブン殴りたくなるんだよな。雲仙普賢岳噴火時の新聞を英訳して読めや！！あれがお前らが求めた現実の火砕流の実態、リアリティやぞ！！
このドラマ、トールキン教授が一番嫌った大人層が作ってんだと思うと悲しいことですよね……。
前回ハルブランドがお馬ちゃんの脚を折らずに止めてた気遣いを見せていたのに、今回初っ端からポケモンのギャロップ化したカチカチ山のお馬ちゃんを走らせていて、正体を現したね！！と逆にサイコパスっぷりに安堵する始末でした。嘘です、そんな虐待シーン見せるくらいならいっそ殺してくれやと思いました。そのほうが状況的にも自然だしな。わたしこのドラマスタッフの倫理観キライ。
あとイシルドゥアが地味にログアウトしましたが、大半のオタクは彼の命より「誰がニムロスを救出するんだよ！！」というほうにめっちゃ心配してると思います。親父のエレンディルが全部やっちまうのかもしれないな。どうもこのドラマスタッフはイシルドゥアの良いところは全カットして指輪に誘惑されて負けた情けない悪いヤツという一元化したキャラに書きたいっぽいからな。なぜPJ映画のボロミアさんがあんなに原作より愛されるキャラになったか、何もわかっちゃいないんだ。
しかしエレンディルが可哀想ですよね。息子を失ったと思ってべレクも手放して「エルフなんか助けなきゃよかった」と悲しい掌返しを言い始めて、エルフの友が名前負けし始めた…親父ぃ…と不憫になりました。ガラドリエルが野営地に辿り着いたとき地味に今まで見たことないくらいショボくれた顔してましたが、あれもしかして聞こえてたん？さすがエルフのとんがり地獄耳だな！！
しかし失明しても美しく気高いミーリエル女王の「私は中つ国に戻ってくる」宣言を聞いて、男泣きしてましたね。器の違いを感じ取ったんだろうな。エレンディルは後にアラゴルンの出身となる北方王国のドゥーネダインの王となるキャラなのですが、彼も国の長として成長中のキャラなのかもしれないな…と思いました。
でもこのドラマはめちゃくちゃ時空圧縮してるから、イシルたちのゴンドールしか作らねえかもしれねえ。不安だ。さすがにギルガラドと並び立つくらいはしてくれると思うのだが……。
しかしミーリエルさん、いつのまに失明してたん！？
初回はいつ失明したのか、全くわからなかった。火砕流の熱さで目が焼けたのか？ミーリエルだけ？？？と混乱したのですが、見直してみたら救助中に炎が吹き出して火の粉が目に入っちゃったんですね。名誉の負傷すぎるけど、普通は兵士たちのみで救助活動すべきだし女王は安全な場所にいるべきなんだよぉ！！
前回「クィーン！！」と駆けていったエレンディルではなく、ひっくり返ってたイシルドゥアが一緒にいるのも謎やで。いとも容易く投げ捨てられる整合性。前回のあらすじを毎回丁寧にやるから余計に目につく仕様で自ら首を締めていくドラマですねえ。
しかしミーリエルを失明したキャラのままで今後書き続けていくのはあんまり歓迎したくないですね。女優さんが可哀想だ。滅びの山噴火時のお顔が迫真で大好きになってきたところなのに……。
でもこれのおかげでアルファラゾーンがミーリエルと強制結婚を強いる必要性が消えたので、ポリコレスタッフ的にはこのほうがいいんでしょうね。馬鹿野郎！アルファラゾーンはこういうコテコテの古典的悪役っぷりがいいのに！！と私は思うんですけど。しかしこれで予定通り強制結婚し始めたら、わたしやっぱりこのドラマスタッフの倫理観キライとスペースキャット顔しますよ。無闇矢鱈に盲目にしたら許さんわぞ。
そんなエルフの治療が確実に必要なミーリエルをほったらかして、どうみても元気そうなハルブランドをリンドンに連れて行くガラドリエルなのであった……。
おかしいやろ！！！！こいつ自分で馬に乗れるほどピンピンしてるのに！！！！！！！！！
私はお腹痛すぎてベッドの上で蹲るしかできんかったぞ！！！！！！私に謝れこの仮病野郎！！！！！！
アンナタールでもないのにリンドンに連れていく必要性をまるで感じない。つまりそういうことですよね。だから物語じゃなくオマエらの杜撰な仕事っぷりから伏線を読みとらせるなって言ってるでしょ💖
ケレボルン殿の生存確認いただきました！
最初に過去形で話された瞬間、ウッソやろオマエ！！と思わずツッコミ入れてしまいましたが、
「それ以来、彼の姿を見ていない」だから、これは間違いなく生きてるフラグ！！
よかった…これでケレブリアンが生まれるし、エルロンドは恋ができるし、アラゴルンがアルウェンに会えるぞ！！
本当に良かったけど、なんでこんな当たり前のことを心配しなきゃいけないドラマなんですかね(憤怒)
ちょっと前にガラドリエルの人が『ハルブランドとのシーンはセクシャルな雰囲気を出すようにしたわウフフ💖』と話してるのを見てたから、マジでこのドラマは原作厨が誰もいないドラマなのかと絶望しかけましたよ。
それにしても甲冑姿のケレボルン殿を「銀のアサリちゃん！」とからかってたガラ様の思い出話には、私の大好きなお茶目な奥方様の気配を感じ取って、ちょっとむせび泣きそうになりましたよ。
ほかにも「オークいっぱいやっつけたの？すごいね！」と空元気してるテオくんを諭すセリフとかが、とっても原作のガラドリエル様の気配を一番感じたので、今回の脚本は本当に良かったと思う。トールキン作品が好きな人の書いた脚本だったと思う。
私はオリキャラの中ではテオくんを一番評価しているのですが、今回のテオくんは本当に良いキャラに書き上げられてましたね。サウロンの鍵剣に誘惑されかけていた彼に、ガラドリエルが自分の剣を渡して『ソルジャー』と呼びかけることで、その迷いを断ち切り成長する流れ。この何もかもめちゃくちゃドラマで唯一無二の丁寧なキャラクターアークが達成できたんじゃないでしょうか。
おかげでガラドリエルもガラドリエルっぽさが一番出てたし、Win-Winやで！！
テオくん、私はこれからも君を応援するぞ！！そして色んなキャラと絡んでくれな！！
しかしケレボルン殿はいつ出てくるんですかね…。早く出てきてほしい。
まだ同じシンダール出身のオロフェアとスランドゥイル親子が出てきてないんで、彼らと一緒に出てきたらいいなあと思います。ガラドリエルが人間に浮気しかけてるから、ケレボルン殿もスランドゥイルと浮気しててもいいんだぞ(スラトリ腐女子のくせにスラケレを勧めるな)
シーズン２での新キャラとして今のところ登場が決定してるのはキーアダンなんですけど、また渋いところから持ってくるな～と思いました。確かにエルフの３つの指輪のうちの一つを持つエルフキャラなんで必ず出さなきゃいけないんですが、物語の本筋にはあまり絡んでこない人なんですよね…。ガンダルフ関係以外は。つまり、よそびとは……？
個人的に新規参戦キャラでファンが一番盛り上がるとしたら、今までメディア化に恵まれなさすぎたグロールフィンデルさんだと思うんですが、どうせ力の指輪で参戦しても皆が思い描いているような金髪イケメンエルフで出てくる可能性は限りなく低いので、今回も欠席しててもええんやで！！金髪イケメンエルフで出てくるならぜひエルロンドに会いに行ってくれな！！
ハーフット一族の炎上
ノーリのことはガンダルフ夢女子キャラか…と思って微笑ましく見守ってきましたが、前回から雲行きがおかしくなり、今回ついによそびとを無言で追い出して砂かけ行為までしたので何も応援できなくなりました。
拾ったら最後までお世話しなさいって言ってるでしょ！！(突然のママ化)
しかしハーフット一族、恩知らずにも程がないか？
よそびとのおかげでリンゴ収穫できたのにポピー以外は誰も感謝どころか気にもかけないから、白装束集団に荷車ごと燃やされるシーン、正直ざまあｗｗｗｗｗと私でも思ってしまいましたね。
ポピーが唯一の良心すぎる。この世界では大正義である歌も上手いし。ポピー以外の一族は全滅してもいいぞ。
しかしこのドラマスタッフはハーフットをいったいどうしたいのですか？
いやわかってるよ、この時代のホビットって全然原作設定がないからね。ドラマスタッフ自身も「わかんねえ…」と扱いに困ってるんだろう。自分で作る能力は皆無のくせに全てオリジナルにならざるをえないノーリたちのパートは悲惨になるしかない。だから視聴者の大半から要らないパートって言われるんですよね。
よそびとがガンダルフであれば、まあ辛うじてガンダルフとホビット一族の仲の始まりを描きたいんだなとは理解しますが、それにしてもあまりにも陰湿すぎるこのハーフット一族が、後にガンダルフじいちゃんが褒めまくっていたビルボやフロドたちのホビットに進化するとはあまり思いたくありません。性格悪いロベリアがいるにはいましたが、彼女ですら占領しにきたサルマンたちには逆らった誇りは持っていたぞ。
ノーリパパはあの村の中では辛うじて良いヤツの部類ですが、彼の演説通りのハーフット族は残念ながらポピーしか見当たりません。悲しいなあ。
というかガンダルフじいちゃん(仮)がまともに喋れないのもストレス増長要因なんですよね～。
私の惚れたガンダルフじいちゃんなら「ばっかもーん！！木を直してる最中なのに近づくヤツがあるか！！」くらいプンプン言い返すはずなんだ。私はガンダルフじいちゃんに叱られたい系夢女子だったから、ピピンとトーリンが羨ましかったなあ。
しかしそもそもガンダルフじいちゃんにそんな魔法を使える能力はないと言いたくなるドラマだった。魔法を使いすぎるなと爺の姿で縛りプレイしてるのがイスタリだぞ。だから基本的に剣と杖を振り回してる脳筋魔法使いだったんだわ。だからみんなそんなハッスルなガンダルフじいちゃんに惚れたんじゃなかったのか？
だから単なる魔法使いというカテゴリしか見てない不勉強なキャラ造形になってて呆れてますね。
まあそんな感じでよくわからん流れで彼を追って森のほうへ旅立つノーリたちであった。
まさか古森！？あの指輪物語初心者殺しと言われたトム・ボンバディル登場フラグ！？
トールキンオタクはよくトム・ボンバディルで初心者マウント行為をよくしてきましたが、こんなドラマでも出てきたら「ほう、このドラマスタッフはわかってるね…」と通ぶるのでしょうか。私は嫌だね。
というか古森だったらいつのまに近くまで来たんだコイツら。そのわりには滅びの山から飛んできた火山岩があって……いやもう考えるの疲れたからやめよう(心身ともに憔悴している私はモルドールまできたフロドです)
もう起きてるバルログ
みんながずっと待っていたバルログで締めるのはいいけど、
まだミスリルもロクに掘り出してないし、メルロン扉も作ってないんだが？？？
さすがにチョイ見せしただけだと思いたい。ナルヴィも登場できねえ。
PJ映画ファンも知っての通り、カザド・ドゥムことモリアはバルログの出現で滅びます。
だからドゥリンパパが言ってることが全て正しいんですよね。エルフは西にさえ行けば生きられるんだから、リスクを犯してまでミスリルを掘り出す必要はない。そして何にも代えがたいそのミスリルがあるのに、そこらへんのものの五世紀分の貢物されたってねえ。外交的にはお断りして正しい判断ですよ。
ドゥリン息子も最初は私情を捨てて父親の判断を尊重してたところも、王族らしくて良かったなと思いました。
だから王位簒奪を唆すディーサがただの傾国の鬼嫁すぎて笑った。
そらオマエから見たらただのムカつく舅かもしれんが、ドゥリンにとってはたったひとりの父親で王様やぞ。
変な嫁さん貰っちゃったわね……と女の私でもさすがに引きました。
身内が身内を殺すと結局滅びを早めるわよ(エオルとアレゼルとマイグリンを見ながら)
というか前にエアレンディルの話をして諭すエルロンドにうんうんと聞き入っていた彼女は何処に消えた？褒めるところがなさすぎた４話の唯一褒められるところを無かったことにするな。
しかしエルロンドに泣きながら「ナマーリエ」と言うドゥリンくんは良かったですね。
それだけでよかったのに、その後の「ドワーフらしいエルフ、エルフらしいドワーフ」云々のやりとりは余計に感じましたが、まあこれはセンスの問題でしょう。
今回の脚本家はなかなか見どころのある人だった。個人的にこのひとがずっと書いていてほしいですね。
というかこのドラマ、リレー小説か？？？ってくらい毎回脚本家違うのもヤバい要因だと思うんですよね。多分お互いの脚本の読み合わせもしてないでしょう。なんか監禁されながら書いたっていう話だし。
シーズン２はトールキン小説を読み込んだ脚本家３人くらいで書いたほうがいいんじゃね。金の無駄だわ。
そんな感じで今回の感想は終わりです～。
やっと次で最終回！！私もこの呪われた力の指輪感想書く義務行為を早く滅びの山に投げ入れたくてウズウズしてるよ！！いとしいしと！！(キャラ崩壊したゴラムやんけ)
拍手くれる人はサムワイズ・ギャムジーだと思ってます。いつもありがとうございます…！！とってもレンバスになってます！！レンバスおいしい！！
最後までお付き合いいただければ嬉しいです。それではまた来週！