アルトレサイ
ウテナの見果てぬ樹璃回のシーンをパロってみました。
シーズン２ラストのアルカードがあまりにも可哀想だったので、つい……。
アル→トレサイに合わせてちょこちょこ改変入れてます。結局男女の恋愛に翻弄されて二重に傷つけられたアルカードさんとしか思えなかったので、ドラリサも入れました。
ウテナ好きは、いったい枝織ポジは誰なんだ…と思うかもしれませんが、枝織は枝織でしかありえない。ただ同性愛で苦しんでいた樹璃先輩を見ていたら、アル→トレ前提アルカードさんもきっとこんな感じで拗らせているに違いないと思っただけなので……ネトフリでウテナ見直していたノリで描いただけですスミマセン！
仲良しなアルトレサイも好きなんですけど、基本的にアル→トレ←サイのサンドイッチ三角関係にしか見えない私からすると、アルカードさんはトレバー死亡する前より失恋ショックで棺桶に引きこもるエンドしか見えてこないんですよね。そこもウテナと親和性があるなオイ。そしてトレバーは綺麗なままアルカードの永遠の王子様になる、と。
月下初プレイ時に、友達の子孫だってのにリヒターにやけに冷めた態度してんなアルカードさん……と思ったものですが、そら拗らせまくったあまりどうしたらいいのかわからないよな！と今更ながらすごく納得しました。ウテナに「奇跡なんて、ないんだよぉぉ！！」と当たり散らした樹璃先輩なみに、リヒターの存在自体に複雑な思いを抱いていそう。今ではリヒターを殺したバッドエンディングとかものすごく心配になりますね。そのルートのアルカードは、理想のトレバーを穢された怒りのままに殺してそうな業すら感じるから困る。そして「俺を後悔させるなベルモンド」というセリフが色々な意味で跳ね返ってくると。
つまりプラトニック貫きすぎて死後美化も甚だしいトレバーとの理想を抱いて生きるアルカードさんがドツボすぎて辛い。
でも普通にやってることやっちゃっているアルトレもありですよ！(腐女子特有の二律背反思考)
トレバーは基本ノンケ野郎だと思っているけど、あの過酷な人生だと普通にバックバージンもとっくに消失してそうなので、アルカードに迫られても別に受け入れる度量はあると思う。まあ諦めとも言う。友情を愛情だと勘違いする思春期男子あるあるだなと思いつつ受け入れる残酷なトレバーだが、拒絶され否定される気持ちを痛いほど知っているがゆえに、そうやってアルカードのことを傷つけたいとも思わなかった結果の流されアルトレ。しかしそんな諦観が抜けきれないトレバーのことをアルカードも察していて、俺がベルモンドを幸せにすると息巻いている青いアルカードさんがいそう。実は逆だと気づいていない。
サイファちゃんが適度に喝も入れながらトレバーの善性を引き出す一方で、アルカードは花が枯れるまで水やり続けるかのごとく堕落させるタイプでしかなく、微妙に噛み合っていないアルトレがいるといい。でもトレバーもそんなアルカードの底なしの愛情が心地良かった時期があるといい。
しかし、トレバーが一族への責任感から目が覚めて先に現実を見たら、そこに資質を見出したアルカードも理解を示さざるを得なく、絶対に終わりが来るのが切なくていいですね。当然ながらトレバーはサイファを選び、アルカードも余裕で祝福していたが、多分二人の子供を見た瞬間に色々な意味で心折れる。可哀想に。でもそんな感じで棺桶に引きこもってほしい。
どのみち結局アルカードさん可哀想萌えに終始してんじゃねーか、おまえのアルトレは！！って感じですけど、そんな感じで萌えてしまったものは仕方ない。
なので、アルカードさんを幸せにしたいタイプの人は私の二次創作はあまり見ないほうがいいでしょうと先に警告しておく。
ちなみに原作の悪魔城伝説の４人にもこのドロドロ解釈なアルトレをぶちこみたいかというと、それはノーサンキュー派なので、我ながらややこしい分け方してんなーと思いますがそんな感じの脳内です。元人間なアルカードの設定もそうですが、グラントがいるいないってのも結構デカいと思うんですよね。
悪魔城伝説のイラストは、まずゲーム設定画やらドットからデザイン描き起こす作業が必要になるので、かなり時間かかりそうです。
ラルフが生足すぎて辛いのでスパッツ履かせていいよね？スマブラのシモンもさすがに履いているもんね？そしてアルカードさんはジェレミー顔に描いてやるぜ！