メフヴラ小説書いた
正直没にしたいところだったが、メフヴラ、私が書かないと増えねえ！！(涙目)
確か玄関マット本という概念を知ったので、よーしチャレンジしてみっか！とわりと王道を行く展開にしてみたんですが、メフヴラなので…なんか違うな……と思いながら無理やり書き終えました。
いっそスンビュラーでも出して、オスマン帝国外伝風に書けば良かったのかもしれません。
側女の殺人ビンタが飛び交うハレムにドン引きのメフヴラ、見たい。
まあそんな感じで、理想のメフヴラを書くのは難しい。そこが好きなんですが。
しかも一作目の出来が自己評価でも良すぎるなと思ったので、ハードル高くしないでと思いました(オマエだ)
今回ザガノス・パシャを登場させてみました。ネトフリのドラマで結構見かけたのでな！
彼はアルバニア出身のパシャです。外国出身で初めての大宰相にもなりました。
とにかくこの人は昔から一貫してメフメトの味方だった人ですが、大宰相の任期期間はそのわりに短いんですよね。ベオグラードを最後に全く名が出てこない。マフムトが優秀すぎたのでしょうか。なお娘をマフムトと結婚させてるので、そこまで仲悪くなさそうだが……。
最初年齢はメフメトと遠くなく若い人だと思って書いていたのですが、ハリルの次のナンバー２だったと書いてある以上、そこまで若くはないなきっとと思ったので途中から年齢を引き上げて書き直した。
この人はとにかく野心が高くて、ノタラスが処刑されたのもこの人の手引きらしいので、これはヴラドの存在も気に入らなかっただろうなと思ってイジメ役になってもらいました。でもヴラドの性根はメフメトの敵なので、臣下としては当たり前だよなあ？
そしてアルバニアつながりでスカンデンベルクも地味にちょろっと出したんじゃ。でも当時ムラトの部下として出世していたスカンデンベルクはザガノス的には気に入らなかったかもしれない。アレクサンドロス狂一族に、イスケンデールの名をもらうってすごくない？でも遁走して最強の敵と化したけど。スカンデンベルクおじさま、ステキすぎる……。
そういえば、拍手で教えてもらった『ドラキュラ伯爵ルーマニアにおける正しい史伝』ってヤツを読んでます！
そこにはチェルニク・ヴラスキとリナルトさんがちゃんといたのであった。ようやく会えたね！
リナルトさん、実はトランシルヴァニア人だったんですね～。そして書き物して余生を過ごしたいと言っていたのも、なるほど商人の記録を残している人だからか！と感心しました。本名はレオナルドウス？らしい。
あとこないだメフメトに捕まっちゃってヴラド裏切ったコミスのゲルギナも史実人物でたまげたわよ！
すごいな、ネームドキャラはほぼ史実人物の歴史漫画ですね。
ブラム・ストーカーは恥ずかしくねえの？(私はバイロンにリベンジポルノしたポリドリ派である)
あとは、オスマン帝国の本も新しく買いました。新書のやつ。
新しく知った情報は、一応メフメトの一度目の即位のときに、ムラトはメフメト以外の息子たちは皆殺しにしていたことだ。良いパパしてるじゃん……と思うじゃん？でもやっぱり新しく弟を作っていたんですよね。何がしたいんだムラト。意味わからなさすぎてメフメトが愛されているのか疑わしいと病むのは仕方ない気がしますよ。
あとメフメトはどうやら例のドラ息子である次男ムスタファが最愛の息子であったらしい。ええ…まじ……？メフメトとムスタファの組み合わせは悲劇しかないじゃねえか！
しかしムスタファについては色々な説を聞くので、どれが正しいのかよくわからないんですよね。
マフムトの妻に横恋慕して返り討ちにされたとか、マフムトと一つの屋根の下で暮らしていたところ毒を盛られて死んだとか。真逆すぎてどっちだよ！！と思います。とりあえずマフムトを陥れるために誰かがメフメトにあることないこと吹き込んだのは確からしいんですけどね。それがムスタファだったり、パシャのメフメトだったりします。よくわかりません！
とにかくオマエ、ずっと家庭環境が最悪なままの人生だったんだな……とメフメトが哀れになりました。