Mehmed fatihler sultanı 2話感想
2話目もまさかのまるっと全部Youtube配信とかトルコ太っ腹じゃない!?
まあ英字幕ないとほとんどわからないんですけどね。
英字幕版はTabiiチャンネルのほうに1週間遅れでアップロードされています。
2話目はおそらくチャンネルメンバーシップにならないと見れないと思うので、私は課金する予定です。
スンビュル・ハリル・パシャのセリフ凝ってそうなのに、いつも全然わからなくて悲しい思いをしているからな!
というわけで歴オタの史実知識とトルコ語雰囲気理解でゴリ押しで書いている感想2話目です。
英字幕見た後に地味に追記しているので、英字幕版公開してから読むのがオススメかもしれないけど、私はさっさと書かないとドンドン遅れていくはめになるので、まず雰囲気理解感想を書いていくね!
あと今回コロナでもインフルでもなく高熱を叩き出してしまったのでイラストはラクガキです。
毎週ラクガキ描くの既に辛えですけどブログカードのために描かなきゃいけないから、早く使いまわしできるメフメト2世を描こうと思います。今回の衣装、豪華で良かったですね。モフモフ!!
モフモフ毛皮カフタンを春夏秋冬臣下にも着るように義務付けたのはメフメトが始まりだと言われています。夏だとクソ暑そうで迷惑な社風~~でも多分昔はきっとそんなに暑くなかったんだろうなあ今の日本が暑すぎ!!
マニサパート
バヤジットくんがもう生まれてるやん!?
ババ〜〜と笑顔で駆け寄る息子を両手広げて迎え抱き上げるメフメト2世、あっこれ…わたしこれ見たかったの…!!
「もう少しで転ぶところだったババ」
「心配するな、ババが転ばせない」
「僕が敵を倒したところ見てた?」
「それは見てないなあ、今来たばかりだ」
ムラトがわりと毒親なので、メフメトには普通にマニサでゆっくり優しく愛ある家庭環境を築き上げていてほしい…と常々思っていたので、マジでエレニちゃんに感謝ですわよ!ありがとう推しを笑顔にしてくれて!!
でも名前がエレニのままが気になるんだけど、いつ改宗してギュルバハルになるんだい!?それともプライベートではエレニ呼びのままって設定なの!?わたし気になります!!
「あなたが本の虫だから本にすら嫉妬しちゃった」みたいな可愛いこと言ってましたが、いうてエレニちゃんもプラトンの『国家』を読み上げられるハイパーインテリ嫁じゃないですか…。やばいなこの征服夫婦、二次創作ハードルが一気にあがってしまったと冷や汗かいたよね。
しかしこの嫁からスルタンNTR成功する女が出てくるなんて今から信じられないよ。少なくともムスタファとジェムの母親たちが成功するわけだが、どんな嫁たちだろうね!
でもまず出てくるとしたらムラトが勝手に用意してきた許嫁シッティ・ハトゥンなんですが、こっちも美人だといいな。嫁たちの中で唯一絵が残ってるんだけど、象に乗ってる嫁でした。ほんとにそんなディズニーアラジンみたいな嫁がいるんかいな?と戸春夜は訝しんだ。
そしてマニサでザガノスが急襲されてダウンしてから、ヴェネツィアの海賊船絡みの陰謀へとメフメトは巻き込まれていきます。
確かに史実資料が少ないマニサ時代でも、ヴェネツィアの船を攻撃していたメフメト2世の記録はあるので、うまいこと話を膨らませたな!!と感心しました。この脚本構成ほんとうにできるぞ!!よく調べて上手くアレンジしている!!
しかしだからこそザガノスおじいちゃんじゃなくて宦官上がりのシャーベッテンが荒らくれ仕事やってんのガチで意味わからんな…!!素直に若いザガノスでオラオラしてくれたほうがいいじゃないですか!?
ほんとにこのキャスティングだけは謎なんだわ。せめて若くてイケメンなマフムト・パシャがいてくれたらな…(多分最後までマフムトコールするぞコイツ)(トゥルスンかよ)
それにしても海賊どもを一網打尽にしてるとき、チェスを続けてるメフメトめちゃくちゃカッコいい。
手の動きだけで黙らせる仕草が私めちゃめちゃ大好きで、このメフメトなら一生見てられると楽しくって仕方ない〜!!
毒を仕込んでカッペッロについて白状させる拷問パートは、キョセムのサフィエムーブ!!と思いましたが、偽薬で騙したという誰も死なない結果に。
まああれだけ嫁と国家の正義について語り合った後じゃな。史実のメフメト二世ならやっちまったところですけど、今回はライバル役じゃなくて正統派主人公だものね!自重してこ!!
それにしてもトルコ語で水はSuなんですけど、喉乾いてるがススルなのは、なんか日本語みたいでへぇ〜!って親近感湧きました。なんかトルコ語って日本語と似てる単語が多くて学ぶのは楽しいですね。
ワラキアパート
ヤーノシュ劇場すぎるだろ!!
ワラキア親子を完全に手の内で転がしてる悪いオジサン!!好き!!
でもその冠、キービジュの頃から思ってたけど似合ってないで!!
というわけで、親父ヴラド2世と長男ミルチャが揃って転落死しました。
史実ではヤーノシュが支援つけたワラキア貴族がドラクラ親子をまとめて葬ったわけですが、自ら始末つけるとはな!しかもオスマンにわざわざ首まで届けて!?
このヤーノシュ・フニャディに師事するヴラド3世がマジでどんなキャラでくるか今から戦々恐々よ!!
ミルチャくんとの話を聞いてる限りじゃ、ヴラド2世は史実通りしっかりヴラドたちをオスマンに人質に出しているようですが…このドラマのミルチャが幼すぎて今のヴラドめちゃショタじゃない!?メフメトより一個歳上なだけなのに!?と気になりますね。
まあどうせ出てくるのはきっとシーズン2なので、気が早いがシーズン2も絶対にやってくれ〜〜!!
そんな感じでオスマンにヘラヘラ媚び売ってる親父が気に入らないミルチャくんがそそのかされてやっちまったわけですけど、一応ヴラドたちを人質としてオスマンに送ってしまった以上は、ヴラド2世はヤーノシュの誘いにホイホイ乗るわけにはいかないんですよね。まあ史実の親父はホイホイ乗ったから、サイテー!!この毒親!!な実態なんですけども。
結局なんとしても守った長男ミルチャにさえも見限られてるヴラド2世が哀れだったなあ…と、ドラマ版限定の憐れみが芽生えましたね。
そしてそんな父親殺しという大罪をよく認識しないまま背負って、自国の民をヤバンジー十字軍に蹂躙されてしまうミルチャくん。約束が違う!!とヤーノシュに青く直判断しに行きますが、因果応報、哀れにも親父と同じ末路へ。この皮肉な王冠リレー演出が私すげー好きだったよ。
しかし予告で転落シーンというネタバレ出さない方がもっと面白く見れただろうになと友達と話しましたが、まあヴラド・ドラクラ民だからこそ「ん!?この旗って!?」と勝手に注目してたので我らが目敏すぎたのが悪いのです…。
しかしヤーノシュの人は演技力あるから洒落たセリフもよく似合っててカッコいいすね。
「Ben(俺)、Sen(お前)、そしてミルチャ」のセリフがどんどん減っていって、最後にはBenしか残らないの怖いけどカッコよかったですな。
あと「セルビアはオスマンのカフタンを着ている」という言い回しも良かった。
セルビアと言えば、実は1話でマラ様がメフメトにヴラド2世の話していて「そちらは心配しないでください」とメフメトは答えていたのだが、この有様だよ!!というかもしかしてヴラドとラドゥがいるのは知ってるからこその返しか?
とにかくワラキアはトルコ語ではEflakです。覚えて帰りましょう。
しかしそれにしてもミルチャくんの衣装は素敵だったな〜。
ワラキアの衣装って言われても、ルーマニアの衣装ってほとんどハンガリー寄りのトランシルヴァニア文化が色濃いので、ヴラド・ドラクラという漫画を読んでいてすらも想像がつかなかったのですが…ミルチャくんの衣装はなんかしっくりきましたね〜!ワラキアっぽい!!って。
マリアタも着て欲しいな〜!そのうち描くかもしれません…
ハレムパート
本来なら0歳児で殺されてるアフメト皇子が割礼式まで受けられるとは…と地味に感動してしまいましたね。
メフメトが退位させられたのでハリメさんも心の余裕が出てきた模様。息子が先祖の剣も貰ってたし。でもムラトは慣習通りにと、ハセキであるヒュマの挨拶をまず第一に受けるのであった。
正直よくわからん順番でしたね。息子がおらず1番最後に嫁いだマラ様が間に挟まってるのが、どう考えても何順なのか説明ができません。ムラトが好きな順が1番しっくり来ます。今のところ一回も会話したことのないマラ様より下とか可哀想なハリメさん、これでも1番最初の嫁で1番最初に皇子産んでアラエッティンの面倒までみて今はアフメト皇子もいるのに。しかも割礼式の息子の母やぞ!?普通はハリメを立てる日よな普通ならね。
しかし今回のハリメさんの衣装が真珠モチーフで素敵だったな。というか年月経ってるとはいえ、スルターナのドレスも毎回違う衣装になってて本当に豪華なドラマだ。
1話ではあんなに熱いラブレターのやりとりをしていたムラト×ヒュマですが、エディルネに帰ってきたらまた息子絡みで夫婦喧嘩する家庭崩壊おじさんムラトだった。
メフメトを許して欲しいヒュマに対して、彼女を黙らせるためにアフメト皇子を持ち出してくるところがマジであーあーって感じでしたね。ブルサでの対ハリメとやってることは変わらないムラト、でもヒュマはハリメより分別があるので…こりゃもう冷戦だね!
代わりにハリメ親子に喧嘩を売りにいくマラ様なのであった。
でもアフメト皇子を怖がらせるのはやめてあげて〜そこは『オスマン帝国外伝』のヒュッレムとマヒデヴランすらも配慮してたのよ〜!!
マラ様が持ち出してきた御伽噺はググったら普通に元ネタがあって驚いてしまった。この脚本家たち歴史が本当に好きそう。ガチだぜ。
しかしマラ様は相当ヒュマとメフメト親子に入れ込んでるのがわかる。初めてオスマンにきたときに「強くありなさい」と励ましてくれたのがヒュマだったみたいですね。メフメトのことについても言っていたが、ちょっと聞き取れなかったので英字幕版を見るのが楽しみです。
史実マラ様は自分以外の兄弟妹が継母生まれだしオスマンに嫁がされている状況だけ見ると父ブランコビッチに冷遇されていたとしか言いようがないのですが、それでも血縁を最後まで見捨てようとはしなかった強く優しい女性なのが窺えます。メフメトもそういうところにアンネと呼びたくなったのでしょう。
そして、ヘーゼルナッツ?ピスタチオ?を上に投げて食っていたアフメト皇子、喉を詰まらせて来週へ…!!
この脚本家たちなら溺死の死因は変えずにきそうと思ったが、これだと息ができずに死ぬってところは変わらんな!ヨシ!!(現場猫)と思いますが、さすがにここでは死なんでしょ…!!
ヒュマが見て見ぬふりしてますし気持ちもめちゃめちゃわかるけど、アッラーはちゃんと見ておられるぞ…みたいな揺り戻し展開きそうで怖い。『オスマン帝国外伝』でマヒデヴランがメフメトを池から助け出してたのめちゃ好きだったし、今後の展開を思うと本当に切なかったよなと思い出してしまった。
【英字幕鑑賞後の追記】
マラ様、実は双方に焚きつけにいっていて怖すぎプリンセスであった。
ヒュマは「そんな物騒なこと言わないで!!」って言ってたのに、アフメト皇子のピンチに傍観決め込んだの、マラの言葉の影響もあったんだろうなあ…。
それにしても「真実を話すのがそんなに悪いこと???」のセリフが、脳内で事実陳列罪のワードが浮かび上がっててダメだった。マラ様レスバ強そう。ハレムだけじゃなくて男連中にも披露してほしい、私はヒュッレムとイブラヒムの応酬が『オスマン帝国外伝』で一番好きだった女なので。楽しみ!!
ビザンツパート
自分で息子殺せ言いながらピエタ像の前で息子をアーメンしてるママ、怖すぎるよ。
晩期キョセムより怖い。
というわけでヨハネスがお亡くなりました。
殺したノタラスが大きく出てましたね。「おまえはビザンツ帝国の皇帝だが、私はビザンツ帝国自身だ!!」って。
まあヨハネス生きてる時もめっちゃ尊大に喋ってましたけど、あれ見ると1話のハリル・パシャはだいぶ殊勝にメフメトを諭していたよなと思いましたね。ハリルとノタラスは後に通じるわけだが、食えないオジサマ同士の腹の探り合いが今から楽しみになりました。
トルコ語は全然聞き取れなかったけど、ヨハネスとノタラスが揉めた理由はわかります。ギリシャ正教徒がカトリックと手を組むなんて許せない!!という例の宗教派閥対立問題ですね。
塩野七生先生の「コンスタンティノープルの陥落」という小説でギリシャ正教徒とカトリックの対立がうまいこと語られているので、気になる人は読んでください。私はあれ以上に上手く書けないし説明できないので。
そしてママもそんなノタラスには賛成だし、贔屓のコンスタンティノスくんを即位させる絶好のチャンスなので、息子二人へ暗殺GOサインを直球で出すのであった。
マヌエル二世どうしてこんな鬼嫁を娶ったん???史実は多分そこまで鬼ではないはず…。
そして蚊帳の外のデメトリオスくんは何も知らずにワンワンと戯れているのであった。可愛い。
私は犬以下なの!?という嫁に初のビンタをかまして驚きましたが、親父の罰で俺はお前のような奴隷なんかと結婚させられたんだ!!という言い草にもビックリしましたね。ビザンツ帝国のことはあまり詳しくないのですが、家族に優しく苦労人なマヌエル二世像とかけ離れてる感じがするが…。まあ女に手をあげる男の主張なんて眉唾程度に聞いておくのが正しいってもんよ。でも動物好きに悪い奴はいないって信じてるから悩むな。
海賊カッペッロの姿が見えなさすぎたから、これってデメトリオスをカッペッロに仕立て上げてメフメトに始末させようとしてないか?という脚本に見えましたが、アサクリパートに入ったら普通にボスとして出てきて、デメトリオスはデメトリオスのほうで間者が焼き殺しにかかるという、ええーー!?とド派手な展開が待ち受けてましたね。オルハン皇子の挨拶ってコイツかよ、おまえのワンワンをハチ公にすなーー!!とうるさい私であったが、何とかメフメトが居合わせたので助けられるという展開。蚊帳の外に置かれてたハンガリーとの戦争の状況をデメトリオスから知って、後の陥落後の二人の付き合いの始まりも描いていくと言う、うまい繋げ方でめちゃ感心しちゃったな!!
「命は許してやる。帰って、お前の権利を主張せよ」とデメトリオスの胸を叩くメフメトめっちゃかっこよかったです。そしてお前はモレアの兄弟喧嘩に嫌と言うほど付き合わされるし、老後まで面倒見るのだぞ。もしかしたら彼こそがメフメトのズッ友候補だったのかもしれないね💖
そしてママが全部お膳立てしてくれたところをノコノコと最後に呑気に現れたコンスタンティノスに、アンタにビザンツ帝国の華々しい最期を本当に任せられるのか?と不安になっちゃったね⭐︎
まあこういうイージーモードで生きてきた男だからビザンツは滅びるのさ…と言われればそうなんすけど……滲み出るチャラさが……覚悟決まるまでチャランティノスって呼んでいいか???
でも来週のビザンツ組は修羅場っぽいので期待ですね!
【英字幕鑑賞後の追記】
ヨハネス兄ちゃんはデメトリオスを後継者に選んでいたのか!!
史実は逆にコンスタンティノスを指名していたからこそママもコンスタンティノス支持という流れなので、その発想はなかった。まあデメトリオスの味方が誰もいないというのもバランス悪いというか可哀想な話。
リンゴを罪の証として母上に握らせるデメトリオスに、「林檎は言い訳の一つに過ぎない。世の中は汚くあるべきだった」と返すママのふてぶてしさに痺れちゃうね。ここまで開き直ったイヴ~~。
エディルネパート
メフメトがハリルの睫毛についた血を拭うシーンに、どういう感情になればいいかよくわからなかった。
一緒に見ていた友達が「えっこれBLじゃないですか???」と言っていたが、まだ私はメフメト×ハリルの扉は手をかけているところで開いていないのでひたすら困惑してしまった。でもこれ別作品での推しカプのメフヴラでやった場合を想像したら容易く卒倒しかけたので、間違いなくBL仕草であることに依存はない。
「老いたな、ハリルよ」
「貴方様にとっては良き日々でしたな、メフメト」
しかも呼び捨て!?なんか燃えるけど萌えていいのか!?
よくわからん二人から目を離せない!!
ムラトとハリルの会話はウィスパー激渋ボイスなので自動翻訳が拾ってくれないことも多く、何について話しているのかよくわからなかったので、ハリルがハンガリーの動きに合わせてメフメトを更に失脚させようとしているかどうかちょっとよくわからなかったの英字幕版待ちですね。でも最後の会話からして明らかにメフメトはハリルの工作には気づいていたからの声かけですし、ムラトとハリルがメフメトについて話し合うシーンでは「彼は荒々しく未熟で、顔を引っ叩く必要がありました…」とか言っちゃってるもんね。ここネトフリのハリルを思い出しますね〜。当時の私はかなりショックを受けたんだよな、スンビュルの顔で教育という名の虐待するからよよよ…。
「息子の前から厄介事を全て取り除いたのだ。アクシェムセッディンはうまくやっているのか」とムラトが心配してて、こいつほんとに本人以外の前では心配性な癖によ!!と思いながら、「ええ、ええ、もちろんです。ですがマニサで会合を開いて議会の真似事をしているようですな」と言いながらハリルは例の硬貨アクチェを差し出すという…。
これって多分1話でメフメトが鋳造した質の悪いアクチェだと思うんですけど、うまいタイミングで出すな!と感心しちゃいましたね。硬貨を作ってる=独立して国を建てようとしている反乱の意志あり、と受け取ったムラトは顔色を変えてメフメトを呼び寄せることに。
任されたのはマルコチョール・バリ・ベイ。『オスマン帝国外伝』のあの美形すぎるマルコチョールの先祖ですね。
ハムザ・ベイと両方出るから紛らわしくて覚えるの大変そう。バリ・ベイがなんかリュステムの年老いた版か?みたいな印象受けたんですけど、似てませんか???
なんか知らんがシャーベッテンと知り合いだったので、あっさり嫌疑は晴れてアサクリパートへと出かけて行きましたが、マジでシャーベッテンのキャラの盛り方がモーリーファンタジー状態でどういうことなんだよ???と笑ってしまいますね。もう宦官設定を知らんほうが素直に楽しめたまである。誰か私の頭を殴れ。
バービンガー本を読むと、ヴラドとの戦いに彼らの名が連ねてあるので、メフメトとは結構長い付き合いになりますね。つよつよアサシンクリード軍団!でも一番強そうなのはオリキャラの人だったな。コイツだけ史実ガードがないということになるので死に場所が今から楽しみですね。
そして最後に首飛んだ王子ですが……どこの国か全然わからない!!
ヤーノシュがワラキアで連れてきた人なのでワラキア貴族なのかもしれないですけど、ヴラディスラフ二世だと死んじゃまずいので、誰だろう…マジで誰なんだろう!!と思っていたら、公式ツイートでトランシルヴァニア人だったことがわかりました。Eldel(トランシルヴァニア)とEflak(ワラキア)、似すぎ!!Bogdan(モルダヴィア)も加えてルーマニアにフュージョンしろ!!(だいぶ先っすね)
メフメトの無実を証明するためにカッペッロが連れてこられて、うわ生きてたんかい!!やっぱ宦官の腕じゃ仕留めきれんってことか!!と妙な説得性を出してくるシャーベッテンのことマジで目が離せないですね。もうお前が大宰相になれ。
【英字幕鑑賞後の追記】
「しかと立て、古い慣習でな。我らは使者を傷つけぬ。我らの怒りは裏切り者にしか向けられない。しかし覚えておけ、オスマンの皇子を罰せられるのはオスマン皇帝だけだ」
ムラトがヴェネツィアの使者によるメフメトへの中傷にガチギレしとったの、マジでアンタさあ!!と思いつつカッコよかったですね。
使者を押さえつけて謁見するのは、ムラト1世が謁見中にセルビア貴族に殺された教訓からなので、古い慣習とはそういうことです。
それで、その流れを受けてからのムラトとハリルのメフメトについての会話はこんな感じでしたね。
「ああ陛下、若い狼は結局は捕食者となるものです。吠えるな、噛むななどと、我らが躾けても致し方ありませぬ」
「しかしその爪が我らの裾を巻き込んでいる。どうすればいいのだ」
「後ろ髪に引かれてはなりませぬ、彼は未熟で世間知らずなのです。そのことを責めて決して顔を引っ叩いてはなりませぬ、陛下」
トルコ語は動詞の後に否定活用語尾が入るので聞き取りが難しく、意味が逆になってました。スミマセン。
意外とハリルはムラトの前ではメフメトを直接非難したりはしてないのですが、イェニチェリたちの前では「これからメフメトの後につくとすれば戦場ではなく、祈りを捧げるときのみだ」とか言っちゃってるんで、えっ!死んでほしいほど嫌いなん!!??とビックリしてしまいましたね。
冒頭ハリルが剣を物色してましたが、あれもメフメトではなくアフメト皇子の割礼式に贈るものだったらしく、そのさい「ララの私に相応しい」とか言ってて完全にメフメトを見限ってるんですよね。いったいこの二人に何があったのか、本当に気になる。
史実のメフメトはだいぶクソガキだったのでハリルに若干同情の余地はありますが、初めてできたデルヴィーシュ友達をわざわざ火炙りに処したりもしてるんで、どっちもどっちなんや!!
コインの件については、イサクはめちゃめちゃ反逆行為じゃんこれ!!みたいに興奮してましたが、イサクがハリルと財務長官の謀略を知らなくても筋は通るので、結局1話のコインなのかマニサ時代鋳造コインなのかヴェネツィア謀略偽造コインなのか、よくわからんですね。3話でも話を引っ張っているので、その英字幕が来るまで多分謎です。
次回も楽しみです!!