Mehmed fetihler sultanı16、17話感想

オスマン帝国,映画・ドラマオスマン帝国,メフメト二世

1ヶ月前くらいからシーズン2çok yakında(coming soon)って言い続ける公式に、Ne Zaman!?まあキービジュと新キャラ公開してから1ヶ月後くらいか…???と思って過ごしていたら
いきなり2週間後ねと急に怒涛の告知してきてたまげる日本人であった。
私に心構えってやつをさせてくれよ!!

というわけでセルカンメフメト2世が帰ってきました。
相変わらずドラマではまるで御本人のように振る舞うセルカンさんが、メフメトの衣装のまま素のキャラを出して満面の笑みでインタビュー受ける姿、マジで狂いますねえ…!!これはヤバイっすよ~~!!
あとインスタグラムでウィーンに旅行に行ってる写真も良かったです。いつかマーチャーシュも出てきてほしいですねえ!!

16話感想

 とにかくこの例の薔薇を持つ肖像画の再現シーンが良かったですね~~!!
 セルカンさんのメフメト2世はマジで御本人がそこにいるようで実にハマり役だわ~~とキャスティングしてくれた人にめちゃめちゃ感謝する毎日です。
 まあそんなこんなでシチュエーションは最高なんですけど、バハルとバヤジットが薔薇の苗をババであるメフメトにプレゼントしようとしていたシーズン1を見てきた身としては、ギュルシャーとムスタファの出産シーンでそれやるのか~~???とちょっと積み重ねが無駄になった感じがしてもったいなかったですね。
 てっきり私、バハルがいつかギュルバハルになるもんだと期待してたんですが、もしかしてギュルシャーと名前被るから単純に識別の意味で薔薇要素を削られただけなん???とやっと気づきましてよ。じゃあせめてバハルの意味らしく春っぽい服を着させてあげてよ!!いや今の青いカフタンもメフメトの赤いカフタンと衣装が対称っぽくてステキだけどね!?
 ギュルシャーが代わりにピンクのマタニティドレスを着てましたけど、それって多分ハリメさんのリメイクなんだよな~~いやカワイイけど~~!!と思いました。

 そしてムスタファが爆誕したのだった。
 シーズン1の最後で、なるほど!コンスタンティノープルの陥落と合わせて産まれる予定なのね!?と思っていた私としては、おいおい早くね!?とめちゃくちゃ驚きました。確かに史実では陥落前にとっくに産まれているんだけどよ!?そのへんのリアリティは女性脚本家が書いていた『オスマン帝国外伝』のほうが気を配っていましたね…。
 件のムスタファ皇子は成長後に色々ある人なんですが、その要となるマフムト・パシャの影も形もないんじゃ、おそらくベビーのままで彼絡みのドラマは作れなさそうですね…。そう、マフムト・パシャが出てこない限り、このドラマのゴールは陥落までということになるので、私はいつも期待してますねマフムト・パシャが出てくる瞬間をよ!!一応コンスタンティノープル陥落戦にもパシャとしているはずなのに、なぜみんないなかったことにするんだよ!?
 まあその陥落までってゴールすらも達成しているメフメト2世ドラマって本当に稀少なんで、このドラマもまずはそこに辿り着ければ万々歳でありますね。冒頭で陥落の名画再現シーンもやってましたが本当にそこまで頑張ってくれよと思っています。新OPも進捗報告ムービーとして受け取ったよ。うん。

 そんなわけでまず前座でコンスタンティノープルを兵糧攻めするところからシーズン2は始めたようです。
 海路を使えなくするためバルトオール・スレイマン・パシャとその弟リゾに任せることにしました。
 バルトオール・スレイマンはコンスタンティノープル戦で海軍を任せられていた人なので、おおー!!待望の新キャラ史実勢!!と盛り上がりました。メフメトに後に海戦の大敗北ぶりで処刑されかけたけれど、周りに助命嘆願されて命だけは許されたという、人望ある人の良いキャラです。ドラマでもかねがねその通りに描かれている感じがします。弟リゾの裏切りも予想だにしていない兄ちゃんで、少なくとも私は満足したな。
 弟のリゾは多分オリキャラだと思います。兄バルトオールがオスマン帝国に徴兵されて、残された弟はキリスト教徒のままビザンツ帝国側についたという、そんな国を挟んだ兄弟間のドラマを描いていくつもりのようですね。なかなか興味深くて面白そうなんでしっかり書いていってほしいですね。
 で、そのリゾのお供に何故かチャンダルル・ハリル・パシャの甥っ子がついていくことになったんですが、このハリルまるでシーズン1最終回に刺されたことがなかったかのようにピンピンしてやがる…!!トルコ語も覚束なく自動翻訳字幕もあまり頼りにならないながら、まるでその説明がなかったように感じているのですが……!?せめてお腹痛いポンポンペインの仕草くらいしてくれればそれで流せなくもなかったのによ!!まあなんだこのクリフハンガーにもならない展開はと思ってたのでどうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね!!

 そんなブン投げ最終回の後始末に追われる新ディレクターは適度にブン投げ処理しつつ、オルハンが何故生き残ったのかはしっかり回想つきでやってくれるのであった。
 いやもうあの最終回で、史実ガードがあるオルハンが死ぬ!?ありえない!!私からコンオルを奪うな~~!!と散々泣きながら駄々こねて暴れていた身としては正直ものすごく嬉しい、けど素直に喜んでいいのかわかんねえなマジで!?と困惑してますね。まあ確かに絞殺って一番死を偽装しやすい方法ではありますが、エヴラソール・アリ・ベイが無垢なアフメト皇子は確殺してハーインのオルハン皇子はミスるってマジ何なんアイツってキャラになるので嫌だったんですよね。そんな男を使っているメフメトも微妙になるっていうか。しかしそんな私のお気持ちも虚しく、メフメトを堅実に支え続けたシャーベッテン・パシャが意味もなく消えて、このキャラ崩壊しかけているエヴラソール・アリ・ベイが続投してるのであった。マジで納得できねえよ…!!
 でも結局わたしはオルハン皇子が大好きなので、まあ…………いっか!!と納得させました。
 てかそもそもあそこで死んじゃいけねえキャラだから!!史実はコンオルずっ友エンドだから!!
 なんだかんだ彼は陰鬱になりがちなビザンツパートの華なので、自分でもオッサンキャラに何いってんだコイツとは思ってるんですけども、オルハンにはぜひ最後までビザンツのムードメイカーでいてほしいですね。
 そんな死にぞこなったオルハン皇子の刺客として同じく死にぞこないのカラ・ムスタファが起用されましたが、メフメトのカラ・ムスタファをとことん使い倒してやるという意気込みに、かのライナー・ブラウンの姿がカラ・ムスタファにチラチラ見え隠れするようになりました。おまえのせいであの世にいった何人もの若者たちに銃フェラ姿をいつか披露してほしいですね…!!

 そして意味もなく消えかけて史実的にそりゃ絶対許されねえよというノタラスが新しい俳優さんでカムバックしてきました。良かった、マジでノタラスはオルハン以上に絶対に要るキャラだからな。
 新しい俳優さんのほうが見た目は好きですね~~。あのスンビュル・ハリル・パシャと化かし合い権力ゲームできるのかどうかはまだ未知数ですが、今後に期待ですね~~!!
 あとそのついでっぽくモラ領にいるデメトリオスくんが再登場してくれたのは個人的に嬉しかったですね。ワンちゃん元気???もはや姿形も出てこないだろうと諦めたキャラばかり意外と続投してるのは俺得ではあります。ザガノスに情報を売ってましたが、彼を昔助けたときにいたのはシャーベッテンじゃなかったか?シーズン3で何食わぬ顔して戻ってきてほしいですね…。
 そして何か急に現れたスキンヘッド新キャラのプレトン。最初こっちが新ノタラスなのかどうか迷ってましたが「トルコにいたことがありましたが」というセリフで全く違うキャラだとわかる。わたしは全然知らなかったんですが、このひと史実キャラらしい!!しかもゲオルギオス族よ!!だからもしかしたら目にしたことはあったかもしれないが、ゲオルギオス族どれも同じ人間に見えるマンだから華麗にスルーしたかもしれませんわ!!個人的にはオスマンのエヴラソール・アリ・ベイ並にビザンツもまたマイナーどころ出してきたな!!という印象です。ゲオルギオス・ゲミストス・プレトンのwikipediaあったから一度読むといいかもしれませんね。
 あとは圧倒的に華がないビザンツ勢のためにノタラスの娘さんが登場してましたが、史実メフメトがノタラスを試すために差し出せって言ったのは息子のほうじゃなかったか???と思いつつ、メフメトのホモ要素は完全オミットされてんのでしゃーねーですね。コンスタンティノスがめっちゃ彼女をチラチラしてるのが笑えたが、それ以上に笑えるのは玉座の間にテーブル出してきて急ごしらえ晩餐会してることだわ…。2話で食堂セット復活してたので安心しましたわ。

 そんなこんなでノタラスが帰ってきて勢いづいたビザンツ。その息がかかったリゾが案の定裏切り、ハリルの甥が人質になってしまうのであった。
 まあなんかとっつぁん坊やっぽいし短い命だろうな…と思っていましたが、その話の内に爆殺されてしまうとは。さすがに使い捨てにも程がある。可哀想。
 可愛い甥っ子の最期に思わず涙するハリル伯父さん。そしてその涙を拭うメフメト二世なのであった…。
 メフハリの人間関係さあ!あまりにも乱高下する愛憎テンションで見てるこっちはマジで風邪引きそう!!
 おまえ嫁の一人にでもその王子様仕草やったことあるのか!?と思うとマジでわらうしかありません。二度あることは三度ある。次のシーズンも期待しましょう!!

17話感想

 ハリルの甥っ子が死んでしまったので気まずい雰囲気に包まれるルメリ・ヒサル。喉切り砦。
 なぜか知らんが「マルコチョール・バリ・ベイのせいだ…」とピヨったこと言い始めるハリルに「マルコチョールは関係ない。コンスタンティノスの策略だ。リゾが我々を売ったのだ」と冷静に返すメフメト。
 その後も伝令に来ただけのハサンくんに八つ当たりするハリルはなかなか錯乱してますね。「マルコチョールが無能だったから、私の甥っ子は死んだのだ」というのが彼の主張ですが、そもそもあの幼気な甥っ子をリゾへ送ったのはハリル自身じゃないかとか、そもそもおまえにはおまえの息子がいたはずだがとか、色々ツッコミどころがあって困る。ハサンくんに「おまえはマルコチョールのようになるなよ」とかカッコつけながら、とにかく身内を殺されて黙ってられねえぜと策略家キャラ捨ててキレちまった状態になっている大宰相にひたすら困惑する回でした。
 弟の裏切りにバルトオール・スレイマンも責任を感じて一緒に復讐に走ろうとしますが、「おまえら落ち着け、俺の命令だけ聞いてろ。今は大人しく待機してろ」と凄んで言って回るメフメトはちゃんと為政者しててカッコいいですね。タイミングってやつがあるからね、戦争を始めるにしても。
 まあバルトオール・スレイマンはそういう血気盛んキャラでも不思議ではないけれど、ビザンツ寄りだった穏健派大宰相ハリルまでそうなのはどうなのかなあ?と疑問に思う脚本ではありますが、とにかくルメリ・ヒサル間でのオスマンとビザンツの小競り合い自体は何度かあったみたいなので今はその話をやっている最中なのかなとわたしは思います。

 そして家に帰ってきたメフメトはムスタファを抱きながらバヤジットくんと親子団欒するのであった。
 兄弟を愛せというにはあまりにも苦しい家系であるオスマンなので、メフメトとバヤジットの会話は何か切なかったですね。愛を尊ぶ兄弟ほど亡くなってしまうという真実を話すメフメト、それを聞く将来のオスマン皇帝であるバヤジットくん。結局このムスタファも逃げた弟ジェムをも直接手に掛けることはなく、バヤジット二世は人生に幕を閉じるんですよね…。そこはメフメトにとっては救いなのだが、代わりに孫にぶっ殺されてしまうという更に悲惨な一例を作ってしまうのだ。これのせいで曾孫スレイマン大帝もトラウマ疑心暗鬼になるし、マジでオスマン家は地獄だぜ。
 そんな地獄のような現実を理解している親子でも、今は希望をもって一緒に新しい家族の命を尊んでいるシーンで、正直今回のハイライトでしたね。めっちゃよかった。こういうシーンがあるからこそ後の悲劇が映えるってもんよ(オイ)

 そして個人的に待望のコンオルがついにテラス通路でお話ししてゆ!!やったー!!
 前回オルハンは会席からはハブられていたので、度重なる失敗でもう顔も見たくなくなっちゃったってやつ???と心配してましたが、かつてなく冷静に会話できてるコンオルを出されて驚いたよね。
 しかもカエサルとブルータスの話してカラ・ムスタファのこと何処まで信じている?と聞くコンスタンティノスはオルハンのこと普通にまだまだ信用して話してますよね。メフメトの密通者をむしろ利用してやろうという魂胆を話し合い、カラマンのイブラヒム・ベイを交えた会食シーンも普通にオルハンが真っ当にコンスタンティノス立てて同盟勧めていて、阿吽の呼吸してる盟友ぽかったな。この調子で最後までコンオル永久不滅してこうぜ!
 ノタラスの策略によりオスマンをセルビアとカラマンで挟み撃ちにしようという魂胆だったらしいですが、史実では別にそんな感じじゃなかったような気がしますね。カラマンはむしろ白羊朝だったか黒羊朝だったかのときにようやく同盟組んでいる感じですし、それまでは結構ひとりでイブラヒム・ベイが何とかしてたっぽいんですよね。同じテュルクメンならいざ知らず、ビザンツと手を取り合うのは敵の敵は味方と言えども考えにくいっすねえ。まあ脚本もそう思ってるのか、ドラマのイブラヒム・ベイあまり乗り気でなさそうだった…そりゃそうだ!
 しかしギュルシャーちゃんを曇らせるなら何でもやりたいスタッフらしく、息子生んだばかりなのに早速沈鬱そうな顔をさせられるのであった。そして息子のことを考えて愛で乗り越えてほしいと慰めるメフメトであった。このスタッフはメフメト✕ギュルシャーをめっちゃ押してくるけど、たまにはギュルバハル派のことも思い出してバランスを取って…!!とムラトみたいなこと言っちゃうううう。まあバハルは奴隷出身で何も国のバックボーンがなく後ろ盾もないとなるとドラマ作りにくいのだろうとは理解します。

 そしてセルビア出身のマラ様も普段から忠誠が取り柄と豪語するだけあってダメージを受けている模様。
 セルビアのシーンは「あっ!これヴラド・ドラクラで見たやつだ!!」すぎて進研ゼミ気分でしたが、オスマンからの使者が普通のイェニチェリっぽいのはどうよ!?こういうときにルメリ・ベイレルベイになったハムザの部下とかがやるもんじゃねえの!?前回マジでただのアクンジュからありえない大出世しましたが、ルメリ・ベイレルベイとしての仕事は今回ほぼマラ様がやってるようなもんでワロスでしたわ。アナトリアのベイレルベイであるっぽいイサクはちゃんとブルサでお仕事シーン挟んでたのによ!!もはやハムザにはその名の通りいつかヴラド三世に串刺しされるハムザも兼任してくれとしか期待してません。
 しかしマラ様の護衛がハサンくんでしたけど、こういうときに同じセルビア出身であるマフムト・パシャがいれば後の積み重ねにもなって最高なのになあ!!とは心底思いますね。そもそもシャーベッテンが謎の失踪を遂げているせいで、メフメトの相談役がザガノスひとりになっちまって明らかにバランス悪いのよこのエンデルン!!ハムザも入ったからハリル派があまりにも多すぎる!!マフムト・パシャならザガノスの娘と結婚する人でもあるから、ザガノスと未来の大宰相ニコイチさせるにはマジで色々ちょうどいいのよ!!

 でもそんなおいしいマフムト・パシャはネトフリのシーズン2にしかいないので、エヴラソール・アリ・ベイに親父の話を聞かせてカラマンに向かわせるメフメトなのであった…。
 なんかそんな穏やかな親子団らんのシーンほんまにあったのか???と疑ってしまうような過去話してましたけど、それを話すセルカンさんがマジで慈愛に満ちた演技してるので何とも言えない気持ちになりましたね。ああ思い出が美化されていく~~わたしはムラトのことを許してねえんだけど!!
 まあトルコ民族同士で争うなっていう主張はムラトっぽい感じはしますよね。第一話はその禁忌を犯したからムラトはメフメトに激怒していたわけですし。しかしだ、それをアフメト皇子殺したエヴラソール・アリ・ベイに聞かせるメフメトの心境がホラーすぎて私ちょっとよくわからないっていうか怖いんスよね。このシーン。
 なんていうかマジでエヴラソール・アリ・ベイのシーンは脚本の粗が目立ちすぎてほんまにつらいので、このひとリストラしてシャーベッテン返してが私の忌憚ない感想っすね。ほんとに辛い。

 しかしオルハンとカラ・ムスタファのお笑いシーンがそんな陰鬱な気分を吹き飛ばしてくれるのであった。
 ギャグ枠やろコイツら!!ポンコツとポンコツが腹のさぐりあいしてると思うとどっちが勝つか負けるか全然わからん感じで逆に面白い!!
 まあオルハンを簡単に死なせるわけにはいかんのだから見えてる結果なんですけど、とりあえず何とか誤魔化せたカラ・ムスタファー。今後も私たちを笑わせてほしい。しかしオルハンは見え透いた嘘っぽい手紙でも、アンネ生きてるなら今度私の金で仕送りでもしてやれって言うの気前いいな。だからビザンツが巡り巡ってメフメトにオルハン管理費請求したくなるんですね。わかります。

 そしてあなたはいつギャグ枠に入っちまったんですか?というマルコチョール・バリ・ベイとサルトゥクくん。
 必死にサルトゥクくんを宥めてスパイ業務してるマルコチョールさんオカシイなー!と笑ってたけど、正直わたしは彼らの狙いがよくわからなくて一緒に見ている友達に解説してもらってたんですが、その最中に穀物庫がドーン!!爆発オチ☆してて嫌でも分からされましたね。いやあブラックウォーリアーズもそうでしたけど、トルコ人は爆発演出大好きすぎですね???最近の戦隊モノは見てないので後ろで爆発してるのか知らんけども、昔の日本の戦隊モノ見たらウケて流行るんじゃないか???
 まあそんなマルコチョールたちがビザンツの船に乗っていたせいで、メフメトはハリルに砲撃許可を出せなかったわけですが、ハリルさんも大砲には懐疑的だったのに復讐心に駆られては「大砲で沈めてやる!!陛下、許可を!!」に変わるんだなあと興味深かったですね。しかしそんな駄々っ子ハリルさんを「アマ、ヨク(しかしじゃない)」って窘めてるメフメトが何かツボったし、その後プルプルしながら「ヴェリ(さようですね)」と答えるハリルさんも良かったな。まあシーズン1ではメフメトが散々ハリルに煮え湯を飲まされてきたけど、シーズン2ではハリルが煮え湯を飲まされているってことで、まあお互い様の師弟よね~~。
 だがオスマン家の問題ではない、これはチャンダルル家の問題だ!!とバルトオール・スレイマンを連れて強行突破しにいくのであった。そして待ち構えるかつての盟友クルチュ・アーなのであった。
 アクシェムセッデンにより改心してるので完全にメフメトの忠実なる下僕になってるのは私達はわかるんですけど、メフメトはよくクルチュ・アーに行かせましたね。ハリルとまた悪巧みするキャラのままだったらリスクとか考えないんだろうか?まあ他に人材もいないので他に打つべき手がないと言われればその通りだが…。
 しかしこれ陸軍と海軍の対立シーンなのでカッコいいすよね。まあ陸軍が当時の世界でも最強の部類に入るイェニチェリなせいで、海軍つれていってもバランス取れないっていうかハリルが大宰相でも勝ち目ないっすよね。そういう感じです、バルトオール・スレイマン・パシャは。オスマンの海軍が強くなったのはスレイマンの代になってようやくって感じよ。

 そしてオスマンにはノタラス自身が使者としてやってくるという、そんな馬鹿な!!と言いたくなる展開。
 もう飛んで火に入る夏の虫すぎるやろ!!何考えてんねんコンスタンティノス!!
 まあここでハリルとノタラスのパイプを繋げるためならアリな展開なのか?と一瞬思いましたが、そのハリルがまたちょうどよくピンポイントで留守にしてんので、マジでなんなんだよこの邂逅はよ!?と困惑が強いですね。
 コンスタンティノープルで一度出会ってるので今さら初めてメフメトの顔を見れて驚くってのもおかしな話なんですけど、俳優変わってるせいでマジで判別がつかないな。あのときの!!って気づきの驚きだとしても、もうそれコンスタンティノープルで気づいてた話だし改めて驚くのは何かおかしいんすよね。
 まあともかく様々な要求の中でそっぽ向いて聞いてたメフメトが怒るポイントが、オルハンの管理費要求なのがウケる。もはやオルハンが生き残っているのは双方了承済みで公然の事実なんだなという笑いも込み上げてくる。オルハンは自分自身がいないところでも笑わせてくれるキャラで本当に好きだわ。
 しかし決めセリフ言った後、追い返す最後の手の動きが超かっけー!!セルカンさんの手のアクションまじでどれもカッコよくて好きなのでこれからもどんどんやってほしいです~~!!

 来週も楽しみです!!

Posted by tiriw

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