今月のヴラド・ドラクラ
無事に新章開幕してホッとしましたね!今月のヴラド・ドラクラ!
ハルタが今月からリニューアルしましたが、ツイッターの担当さんも変わったのだろうか、とにかく早めな告知で判明したのでウキウキで買いに行けました。
こちらとしては必死にアンケ出すしかなかったが、おかげで大人の事情に負けなかったと思って良いのだろうか…。とにかくナレ死エピローグ回避が死ぬほど嬉しいです。
それと今月からいよいよラドゥが解禁されたので、コミックス派は今月だけでも買ってほしいですね。
というのも私はコミックス派に半年以上も配慮する気がないのです。半年我慢はさすがにできません。
それに、やっぱり大窪先生のラドゥが皆さんのファーストインパクトであってほしいので……。
ラドゥのキャラデザもちろん最高だったので、ぜひよろしくおねがいします!
ヴラド・ドラクラ感想
というわけで、ねんがんのラドゥがやっと登場したぞ!!
どんな弟が来るか1年くらい予想し続けて待っていたが、ヴラドと正反対タイプできましたねー!!
恐ろしいほど攻め攻めしい耽美系キャラデザ!
タニス・リー小説にいそう!めっちゃ好き!!
描いてみると、むしろストパーかけた月下アルカードさんか?と思わんでもない。
とにかくこの手の意地の悪い金髪イケメン男は今までめちゃめちゃ描いてきたので、すごく描きやすかった。
でもほんとにこんなに攻め攻めしくてもラドゥだから受けにせざるを得ないんだよなあ。
たとえメフメトがラドゥに全く興味ないタイプでもと思いつつ、おいおいおいおいおい!!とあのコマめちゃくちゃ萌えましたよね!?
それでもドラクラのメフメト、ヴラドしか特別に思っていないタイプ。
メフヴラ民は無事に萌え死にました。
しなだれかかるラドゥを振り払うメフメト、あまりにもメフヴラ腐女子に都合が良すぎて幻覚かと思いました。うっそだろオマエ、こんな美形に迫られて摘み食いもしないタイプかよ。なんでそんなにヴラドに一途なん???とメフヴラ民のくせにメフメトの正気を疑ってしまった。
推しがガチ固定派すぎる…。ごめん、そこまで本気で好きだって読み取れなくて…ほんとスミマセン…。読解力のスキルをマンハッタンカフェに教えてもらってくるね…。
相変わらずヴラドのヴァンパイアキッスを忌々しく思うどころか沈痛な面持ちで受け止めているので、このメフメトこそブルクリのよくわからん謝罪ラブレター書きそうだなと思ってしまいました。でも何が悪かったのか、全然わかってなさそう……。そこが好き♡
そんな感じでとっくに振られてるラドゥはというと、別にノーダメージっぽそうで強キャラの風格!
メフメトのこともヴラドのことも冷笑してそうな性悪タイプで来て、私はめちゃめちゃ嬉しいです。オスマン帝国外伝にいそうなキャラをずっと妄想してきたのでな!マヒデヴランやリュステム系だとまだ可愛げもあるよなと思ってましたが、これはまさかのヌールバーヌー系では?と期待が上がります。
そして、歴史書を読んだときも、メフメトがラドゥを寵愛するよりは嫌う要素のほうが多いのではないか?と思ったものでしたが、大窪先生も同じ解釈で来てえらいエグいコマぶちこんできましたね。
「一緒に故郷に帰りましょう」と言ったヴラドを振り切ってムラトにたかいたか~いしてもらうラドゥのコマ、そこにメフメトはいないが、ヴラドと同じくらい辛酸を舐めているシーンだから胸がキュッ…となりましたね。
ムラト…アラエッティンが死んで寂しいのはわかるけど、ちゃんと!!実の息子が!!まだおるだろうが!!?
あのときになってようやく、メフメトがなぜ父親をあそこまで嫌っていたか、ヴラドも心底理解してくれたに違いない。メフヴラが通じ合った最初で最後のコマなんじゃないか。ムラト、サンキュー。でもオマエはやっぱりババとしては最低だと思うんよ。もう現パロでメフメトの両親、スレイマン×ヒュッレムにしていいか?(片方、息子処刑してるんですがそれは)
そして「頭を撫でてあげないと眠れない」とスルタンと同衾済みを自己申告したラドゥくん…。
わかっていたことですが、そんな父親のお下がり男をメフメトが寵愛するわけがないわなあ!?なんといっても自分が欲しかった親の愛を代わりに受けていたってのは、なかなか辛い存在ですよ。しかも大好きなヴラドとは似ても似つかないし、色々な意味で気に障りまくる存在だから「久しいな」と遠ざけていたのは無理もない。
しかし「相変わらず似ても似つかんな」の“相変わらず”が気になりすぎて夜も眠れません。
絶対ヴラドに似てるかどうか期待をかけていたメフメトをわかってて確信犯で裏切ったことのあるラドゥくんが過去にいたでしょ。しかも親父マウントも取れるからな。ムラトの思い出話をして神経逆撫でたことくらい余裕でありそうな腹黒ラドゥくん。
つまりメフヴラより憎しみに満ちあふれてそうなメフラドゥ、正直大好きですねえ!!(性癖がネジ曲がり女)
とにかくメフメトはラドゥが兄弟愛に絆されることはないという確信を得てるから送り込めたわけで、ラドゥとはもう本当にヒエヒエに冷えきった仲なんだなあと新章一話目から窺えて面白い二人だった。これからのやりとりも楽しみです。
しかし、メフメトは「この手段はできれば使いたくなかったが」的な独白もしてましたが、唯一弟への罪悪感は零していたヴラドに今も気を遣っていた風にも受け取れるので、どんだけ大好きなん???と悶えましたね。この期に及んで兄弟殺しさせるにはさすがに忍びないとか思ってるとか甘々じゃん…。まあ結局ラドゥ呼んだわけだが。そら殺すチャンスが巡ってきても最後まで未練たらしく固まっていたから、もう他人に殺してもらうしかないと思い知ったんだろうね。悲しいなあ…。
しかしヴラド、そこはちゃんとメフメトに話していたのか…と思いましたよね。えっ詳しく、そこ詳しく!人質時代のメフヴラまた見たい!
個人的にメフメトもアラエッティンお兄ちゃん大好きっ子だったと信じて疑わないので、そんな独白してきたヴラドをますます気に入っちゃったに違いない。だから、すげえ睨まれていたことも忘れて、弟のためにエディルネに先に向かったヴラドを案外気持ちよく送り出せたのかもしれん。
で、後で弟の実態を知って絶望したと。そらヴラドもモルダヴィアに逃げるわなとガッカリしてそう。
ヴラドの罪悪感を聞かされて「自ら人生を選んだ」と返したラドゥにメフメトは鼻で笑っていたけど、あの返答をヴラドがしてたらめっちゃ喜んだに違いないと思います。ままならんねという意味でも自分で自分を鼻で笑っていたようにも見えましたね。メフヴラの欲目かもしれませんが。
それにしても幼少ヴラドの狂犬ぶりが拝めて嬉しかったですね。
やっぱりこんな問題児、同じく問題児のところに送っておけとメフメトのマニサまでたらい回しにされたに違いない。しかし指ごと食いちぎっている…。これは○○○させられんわな。メフメトくんも手を出せなかったんじゃない?まあ後ろからやれば問題ないか(最低な感想を書くな)
顔面ボコボコなヴラドの代わりにラドゥが差し出された流れは、うまい流れだなあ!と感心しました。
これならヴラドの罪悪感もそりゃマッハになりますよね。自分が余計なことをしなければ弟は…となりますもん。でもメフメトと似たような愛嬌のないヴラドをムラトが気にいるとは到底思えないので、どのみちラドゥは引き立てられたのではなかろうか。ムラトは本当にワガママおじさんで困る。
ヴラドのパパはどことなくルクエヴァっぽい感じでしたね~~!!
ドラキュラZEROはちょこっと見たことあるんですけど、正直あんまり良い映画ではないと感じたので最後まで見ることもなかったと暴露していく。ルクエヴァはやっぱりホビットのバルドと実写美女と野獣のガストンが好きですね。歌うまいイケメン!
とにかくそんなパパに諭されて直情的な行動は控えて理詰めタイプになったマリアタなんですね。なるほどなあ。でも時々ストッパーはずれて野性タイプに帰るからこそマリアタは魅力的ですね。
しかし本人そんななのに幼きラドゥには「ちゃんとこんにちはって言えるね」って面白すぎません???
私は悪役好きなのでラドゥは性悪タイプのほうがいいんですけど、このときのヴラドの言葉を大事にしてるからこそあのラドゥだったら切ないなと思います。ムラトに懐いていたのも父や兄を助けようとしてそうしていた節もあるかもしれませんし…少なくとも最初のほうはそうだったんじゃないかと思いますね。でもムラトが猫可愛がりしてくれるし、肝心の血縁者は誰も迎えにきてくれないし、今さら田舎に帰れるか!となるのも地方若者よくあるムーヴですよ。特に5歳児だから思い入れもそんなになかろうし。責められませんね。
しかし残ったラドゥ、これからアフメトも生まれるってのによく寵愛が続くと信じられたな。そこは浅はかよね。
結局ムラトが思ったより早く死んで、兄大好きなメフメトに代替わりしたわけだが、そのへんラドゥがどう思ってたか気になるところですね。やっぱり心の底ではオスマンなんか大嫌いかもしれないのでムラトの死にはせいせいしてそう。ただメフメトが兄のほうに夢中で一途な男だったのは誤算だったろうなと思います。それで兄も同じように人たらしだったか…と思ってそうだから、メフメトに似ても似つかないと言われても「そう?」と同意できないラドゥくんなのかもしれない。
結局兄の代わりにワラキアへ送り込まれたのには変わりないので、どこまでも代わりが運命づけられてそうな人生のラドゥくんに既に一抹の物悲しさを感じますね。
そんなラドゥの記録はあんまり歴史書でも具体的に残されてませんから、大窪先生の独自解釈が如実に反映されるだろうラドゥ編、ほんとめちゃくちゃ楽しみですね!
とりあえず早速地味に縁の下の力持ちだったガレシュさんが陥落しそうな勢いですね…。リナルトさんだったら陥落するわけねえべ!とどうしても比べちゃいますね。
ストイカさんは忠義者なので手強いだろうが、2話の兄弟殺しがここで活きてくるに違いない。もうほんとラドゥ編はここが楽しみで読んでいるようなものだ。それでもマリアタ命なストイカさんだと信じているので、ラドゥが初めて自ら手を汚すなら、ぜひストイカさんであってほしいんだよなあ。
というわけで三ヶ月後が楽しみですね(白目)
9月まで暇すぎてどうしようかと思ったけど、ラドゥくんを描きながら食いつなげると言えば食いつなげる。本当にありがとうございました。大窪先生。
メフヴラらくがき
これは最近買ったiPad練習にカリカリ描いたお持ち帰りルートメフヴラらくがきです。
持って帰ってどうすんねん…と自分でツッコミながら描いていましたが、ヤンデレ監禁ルートは誰もが妄想するからとりあえずやっぱ描いてみたのです。
黄金の鳥籠を先取りするメフヴラ、許されるのは首だけお持ち帰りルートだけだぞ。待ってます!