クリストファー・トールキン氏の死去
ついに西に旅立たれてしまいましたね……ご冥福をお祈り申し上げます。
クリストファー氏は、トールキン教授の御子息の中でも一番父親の語る物語に耳を傾けて育った御方です。そのおかげで、一介のファンに過ぎない我々も『シルマリルの物語』を読むことができる。そして原作者トールキンの思想を厳格なまでに受け継ぎ、中つ国の世界観を一番見守ってきた人でもあります。クリストファー氏の貢献はとても大きい。彼の死は中つ国世界が完全に閉じた音を告げたも同然。とても寂しいです。
これからアマゾンプライム版ロードオブザリングを控えているというのに、彼に見守ってもらえないと思うと、それだけで不安になりますし悲しいことです。
しかしキャスト発表のなんと間の悪いことよ……
個人的にゲーム・オブ・スローンズの二人(若ネッド・ベンジェン叔父さん)くらいしか知っている人がいませんでしたが、女性陣がなかなかの美女揃いでいいぞ～これ～～！！と盛り上がっていました。
しかしPJ版中つ国の正統派美形男性キャスト陣に慣れた身からすれば、いやもっと男にも美形をくれよ～～！！と正直思いましたが、美形設定のあるサウロンさえ美形俳優であればナニモイウコトハナイまでハードルを下げているので、この中じゃせめてダニエル・ウェイマンがアンナタール役やってくれるんだよね！？と信じることにしました。
あと思ったより白人だらけで、トールキン財団…頑張ったな…！！と思いましたね。
なんといっても中つ国はハラドという黒人のための設定が一応ありますからね。なんとか原作遵守してくれそうな気配で安心しました。いやまだキャストが何の役やるまでかは不明な状態ではあるんですけどね！クリストファー氏が最期まで頑張ってくれたのだと私は信じたいです。
楽しみにしてます。アマプラ版ロードオブザリング。彼への立派な餞となってほしいです。