CotMの斬月
斬月モードが来たら仕上げるつもりの絵でしたが、もうすぐRotN日本発売おめでとう！！絵になってしまいましたね。
実は箱のパッチも未だ来てないんですよね…ここでも505Gamesの対応がクソすぎて閉口したのは密に、密に。Switchユーザーも予定通りにパッチが来るとは思わんほうがいいですよ、そういう会社なので。
さておき、CotMの斬月にすごく惚れ込んでしまった身なので、斬月とグレモリーの組み合わせは思い入れあります。
今年ゼルダの伝説夢をみる島がリメイクされましたが、CotMの設定も構造が結構似ていますよね。私は夢をみる島がゼルダの中でも大好きなほうだったので、あの南の神殿の祠で味わった感覚を久しぶりに叩きつけてくれた斬月とグレモリー、お気に入りにならざるを得ない。
なのでCotMでのミリアム、アルフレッド、ジーベルは、いわば夢の世界の住人で、彼らに固執したルートの斬月がことごとく闇堕ちエンドに辿り着くのも納得しました。そしてそんな仲間たちを振りきってグレモリーを倒したルートでこそ唯一、彼は呪いの世界から開放されるのです。そこのロジックがしっかりしているがゆえの数々のバッドエンディング、そして真エンディングの渋さ。そこが、私がCotMを愛してやまないところです。あと斬月ソロエンディングのBGMも超大好きです。CotMのサントラのほうがむしろほしいんじゃ！
そんな感じでRotNで斬月とグレモリーの詳しい因縁が明かされるかもしれないと私ワクワクしてました。
まあ全然そんなことはなかったんですけども。なんだ…このフワフワしたシナリオは……？と結構愕然としました。
しかもそのフワフワなRotNのシナリオを自分なりに整理すると、ジーベルたちシャードリンカーによる悪魔大召喚より前に二人は因縁あるらしいんすよ……おかしくね？と結構頭を抱えてますね。ジーベルたちシャードリンカーによる悪魔大召喚より前に、別の誰かがグレモリーを召喚していたと考えたとしても、それはそれでジーベルがグレモリーを召喚できなくなりますからね。よってわりと致命的な矛盾になるので、せめてもっと時系列整理してほしかったIGA…と思っています。
この問題を強引に解決しようとするならば、グレモリーは召喚儀式のステップを踏まずとも現世に自由に顕現できるオリジナル設定を付け加えるしか思いつきませんね。しかしそれはそれでシャードリンカーの存在意義が怪しくなるのでマズい、あらゆる方面でこのシナリオの穴は詰んでいる！
空白の10年間を二次創作したくとも、この矛盾が足引っ張りすぎてフォローは不可能！と私は諦めてしまいました。
シナリオがアレなあまりアダムがポンコツになったメトロイドOtherMでも思ったんですけど、メトロイドヴァニア…なんでサスペンス風のシナリオにするんですかね？
絶対相性悪いと思う。実はコイツが黒幕だったんだよーんシナリオは、ゲームでは驚きより白けることのほうが多い。よしんば完璧に伏線を張ってあったシナリオの場合でも、そいつは結構な確率で味方面していることが多いわけで、結局アクションゲーやるプレイヤーが求める爽快感につながるのかと言われると非常に微妙な手だと思うんですよね。うまくやればカービィシリーズのマホロアくんになれますけど、あれは本当に特殊な例ですよね……それに私個人の感想としては初めて倒したときは爽快感というより憐れみが強かったです。
話がそれましたが、そもそもアクションゲーにそんなに入り組んだシナリオが必要なのか？と思いますね。シナリオより演出に力入れたほうがいいと思うんですよ、スーパーメトロイドとかBloodstainedCotMとかはそれで成功しているわけで。
まあ世に出てしまったものをとやかく言っても仕方ないので、次はシナリオは凝らなくていいから演出に力入れてくれ！！と思います。